我だけの道をゆく
謎の手紙から「反魂互助会」と呼ばれる組織の存在を知り、それが今州の失踪事件に関わっている可能性がある。
熾霞の着信を受ける
(熾霞からの連絡だ)
漂泊者:
熾霞(シカ): ええ!?何の事かは聞かないけど……絶っ対、妙な事するなよ……
熾霞(シカ): て、そうじゃなくて……今日はさ、ある事件の調査を手伝ってもらいたくて連絡したんだ。
熾霞(シカ): 実は……ある事件の調査を手伝ってもらいたいんだ。
熾霞(シカ): 近頃、人が失踪したって報告が巡寧所にたくさん来てるんだ。
熾霞(シカ): おかしな点は……失踪事件なのに、襲われている場面を見たって報告が一度もないってこと。
熾霞(シカ): それに……腕の立つ共鳴者とか、軍に居た人も失踪したみたいで……
漂泊者:
熾霞(シカ): 漂泊者ってさ、よく城外に行くんでしょ?だから、変な人や怪しい場所に注意してほしいんだ!
漂泊者:
熾霞(シカ): 本当か!ありがとう!さすが、熾霞ちゃんのベストオブ熱い友!へへ!
熾霞(シカ): そんじゃ、頼んだよ!じゃね!
(熾霞との連絡が切れた後、新しい着信が来た)
(反魂互助会……何かの組織だろうか?どうも胡散臭い)
(とにかく、一度行ってみよう。)
メールで示された場所へ行く
目が死んだ男: ああ……やはり来たか、漂泊者。
漂泊者:
目が死んだ男: そうだ。私は反魂互助会の礼栄。
礼栄(レイエイ): はは……ここに来たということは、あなたも大事な人を失った我々の同類……
人見知りの女の子: パパ……
礼栄(レイエイ): 大丈夫……あれは、媛ちゃんを奪いに来た巡尉じゃない。
漂泊者:
礼栄(レイエイ): そうだ。私の娘……媛。私の、唯一の宝物。
媛ちゃん: 私は……パパの、宝物?
礼栄(レイエイ): もちろんだ。何が起きても、もう二度と離さない、絶対……
漂泊者:
礼栄(レイエイ): 私は一度失った。だが、互助会の協力により、再び帰ってきた……
礼栄(レイエイ): こんな奇跡、他にあるまい!!
礼栄(レイエイ): ……そうだ……あなたも互助会に入れば、大事な人と再会できるんだ。
漂泊者:
礼栄(レイエイ): 違う……違う違う違う違う!
礼栄(レイエイ): 媛は……死んでなどいない!
媛ちゃん: パパ!?どうしたの……パパ怖い……
(酷い興奮状態……これは、オーバークロックの前兆……?)
漂泊者:
礼栄(レイエイ): 落ち着く?落ち着いてなんていられるか!
礼栄(レイエイ): 私はどこにも行かない……そうだろ!媛ちゃんもパパと離れるのは嫌だろ!
媛ちゃん: うぅ……
漂泊者:
礼栄(レイエイ): 媛ちゃん!!
漂泊者:
礼栄(レイエイ): こいつ……!娘を返せ……!!
媛ちゃん: いやぁ——!
??: 礼栄。やめなさい。
礼栄(レイエイ): くぅ……!?
??: 媛ちゃんは私に任せて。あんたにはまだ、やるべき事があるでしょ?
礼栄(レイエイ): はぁ……はぁ……はぁ……媛、ちゃん……
??: 礼栄!
??: もう一度媛ちゃんを失いたいの?
礼栄(レイエイ): ……は、はい……あとは、よろしく……お願いし、ます。
漂泊者:
??: まずは、媛ちゃんを返してもらおう。
??: あんたも聞いたはずよ。これでも彼は、媛ちゃんの父親。親子を引き離すなんて惨い事、出来ないよね?
漂泊者:
??: そう……では実力行使ね。媛ちゃん?……来なさい。
媛ちゃん: はい……
??: 媛ちゃん……いい子。こっちに来なさい……
漂泊者:
??: あんたには関係ない。余計なことには首を突っ込まないことね。
??: ふうん?中々の腕ね。でも……
漂泊者:
??: 人が来る……巡尉か。媛ちゃんの事がバレると面倒ね……
??: あんた、捕まるのが嫌なら手を貸して?媛ちゃんの事は、後で説明するから。
??: もちろん……「反魂互助会」の事も、ね。
漂泊者:
??: 合理的な判断ね。
??: そうね……失踪事件の犯人の事、巡尉達に吹き込もうかしら。
??: 媛ちゃんを誘拐するところを、この目で見てしまったもの。他の事件とも無関係なはずがないわ。そうでしょう……媛ちゃん?
媛ちゃん: はい……
漂泊者:
??: 時間がない。まずは争った痕跡を消して頂戴。
争った跡を隠す
これで問題ないはず……
木箱の中に紙切れがある。貨物リストのようだ。
日付は今日。貨物の中身は……反魂人形が4体?これは一体……?
署名は礼栄。どうやら彼の物らしい。
これで大丈夫なはず……
??と話す
??: これなら大丈夫そうね。
??: 巡尉が来る……しっかりと誤魔化して。
新米巡尉: おい!近くで大きな音がしたとの報告を受けた!君たち、ここで何をしている!
??: なにも~?私はこの人と散歩してるだけ。
新米巡尉: 散歩?散歩でそんな音がするのか?
??: あぁ~それはね?この子が転んじゃって、わんわん泣き出しちゃったの。
??: それで近所の人をびっくりさせちゃったのかしら?
新米巡尉: うーん……では、なぜ君たちはここに?
??: この子、パパとはぐれちゃったみたいなの……それで私たち、一緒にパパを探してあげようと思って。
??: ねぇ?……漂泊者さん?
漂泊者:
新米巡尉: なるほど……殊勝な心掛けですね。ありがとうございます!
新米巡尉: コホン!ではもう、大丈夫ですよ!
ベテラン巡尉: 彼女のパパの件は我々に任せてくれ。
??: 大丈夫。この子、人見知りみたいだから。それに、これ以上あんたたちの手を煩わせるのも悪いわ。
ベテラン巡尉: 心配しなくとも、これは立派な仕事だ。君たちは気にせず観光を楽しむといい。
??: 巡尉という仕事の大変さ、よくわかるわ。
??: 私は吟霖……巡尉の一人よ。これがその証。
ベテラン巡尉: まさか同僚だったとは……
新米巡尉: これ……本物ですか?巡寧所で見かけない顔だけど……
ベテラン巡尉: 私の目を疑うつもりか?証明の真偽くらい一目で見抜ける。
吟霖(インリン): 知らないのも無理ないわ。私は今州城の巡尉ではないもの。今日は休暇を取ってここに来たの。
新米巡尉: そっか!道理で……
ベテラン巡尉: では我々はここで。女の子の件は君に任せよう。
ベテラン巡尉: 何かあれば、巡寧所に来るといい……いくぞ、新米。
新米巡尉: じゃあ今州を楽しんで……って、あれ?待ってくださいよ先輩!
漂泊者:
吟霖(インリン): もちろん、本当よ?
吟霖(インリン): でも明かすつもりはなかった。あの人、中々鋭いから……
吟霖(インリン): こうでもしなければ、媛ちゃんについて、色々と追及されてた。
漂泊者:
吟霖(インリン): そうね……見てて……
吟霖(インリン): 魂を返し……人形に戻りなさい……礼栄の娘、媛ちゃん……
漂泊者:
吟霖(インリン): そう……見た目はこんなに可愛らしい女の子。でも、礼栄の大事な娘は、ただの人形なのよ。
吟霖(インリン): 今州で一連の失踪事件を起こした黒幕は「反魂互助会」という組織。
吟霖(インリン): 彼らは、大切な人を失った者に人形を与える。
吟霖(インリン): その人形というのは、死んだ者の人格と記憶が完璧に再現されたもの……あの人たちには、区別など出来ないだろうね。
漂泊者:
吟霖(インリン): ええ……でも、父親の思いを頼りに、人形の姿を借りて「生き返った」。
吟霖(インリン): 「大切な人ともう一度会いたい」……その思いの強さ故、人々は全てを犠牲にしてでも互助会に入ろうとする。
吟霖(インリン): けれど、人形をどうやって用意しているのかは、未だ謎のまま……
吟霖(インリン): それに、人形自体全く無害というわけではない。接触するだけで、オーバークロックの可能性が跳ね上がる。
漂泊者:
吟霖(インリン): 礼栄は互助会の「勧誘役」。あんたが一人で今州に来た事も把握していて、簡単に引き入れられると思ったみたいね。
吟霖(インリン): でも、残念ながら、今回は「ハズレ」だった。
漂泊者:
吟霖(インリン): 「反魂互助会」の裏に潜む悪を暴くため……
吟霖(インリン): ま、あんたとは関係ない話よ。どっかで楽しく遊ぶなりして、全て忘れて。これは私の戦いだから。
漂泊者:
吟霖(インリン): 礼栄の貨物リスト……?それはどこで……?
吟霖(インリン): はぁ……あんたも案外しつこいのね……
漂泊者:
吟霖(インリン): わかったわ……教えられる範囲でなら話してもいい。
吟霖(インリン): でもここじゃ人が多すぎる。今州城外に来て……場所はここ。本気で知りたければ……そこで全てを話す。
吟霖が指定した合流地点へ行く
吟霖(インリン): 来たのね……まあ、予想通りだけど。
吟霖(インリン): でも、ここでなら問題なく話せる。
吟霖(インリン): さて……あんたの知りたい事は?
漂泊者:
吟霖(インリン): ふふ……私について知りたい?これは驚いた。
吟霖(インリン): 本来なら部外者に口外出来ない内容だけど……今は状況が状況、か……
吟霖(インリン): 私の「任務」は、「反魂互助会」に潜入し、犯罪の証拠を収集すること。そして真の黒幕を見つけることよ。
吟霖(インリン): でも今はまだ組織の下っ端……今回も礼栄の助手として、今州での活動のみ許されてる状態ね。
取引の場所へ向かう
吟霖(インリン): 礼栄。約束通り、娘を取り戻した。
礼栄(レイエイ): 媛ちゃん……!!心配したんだぞ……もう、二度と離さない……
媛ちゃん: パパ……どうして泣いてるの?媛ちゃんは……悪い子?
礼栄(レイエイ): 違う……違うんだ……媛ちゃんのせいじゃ……
太った残星組織メンバー: おままごとはやめろ。ただの人形じゃねえか、あんなの。
媛ちゃん: パパ……媛ちゃんは……人、形?
礼栄(レイエイ): 違う!媛ちゃんは……違う!
吟霖(インリン): ええ。あんたたち残星組織に比べたら、よっぽど人間らしいわ。
太った残星組織メンバー: これは残星組織の実験に使うモノだ。それが人間だってぇ?お前ら馬鹿か?
礼栄(レイエイ): 貴様ら……!
痩せた残星組織メンバー: 無駄話はよせ。ブツは?
吟霖(インリン): 礼栄、人形を持って来て。
礼栄(レイエイ): はぁ……ふぁ……俺は……
痩せた残星組織メンバー: おい。聞いてんのか?お前らほど暇じゃないんだ、こっちは。
礼栄(レイエイ): 人形は!!断じて!!渡すものか!!
痩せた残星組織メンバー: よくも俺らを馬鹿にしてくれたな……
太った残星組織メンバー: 女を捕まえろ!逃げた奴もだ!
吟霖(インリン): チッ、面倒ね……
吟霖(インリン): (礼栄は人形を連れて逃げる気だ。ここはあの漂泊者に任せるしかない……)
漂泊者:
礼栄を追ってる漂泊者は去っていった。
逃げる礼栄を尾行する
(見つけた、礼栄たちはここだ。)
(ばれないように、近づいて見てみよう。)
察されないように礼栄の行動を観察する
媛ちゃん: パパ……媛ちゃん、もう……走れない、よ……
礼栄(レイエイ): もう大丈夫だよ。ここまで来れば、連中には見つからないはず。
媛ちゃん: なんで悪い人たちは媛ちゃんを捕まえようとするの?
礼栄(レイエイ): 媛ちゃんだけじゃない……連中が捕まえようとしてるのは全ての人形。でも……パパが必ず止めてみせる。
礼栄(レイエイ): 人形たちを「家族」の元に届けなければ……あいつらの実験品なんかにさせるものか!
礼栄(レイエイ): でも、偃師さん……あなたほどの人間がなぜ「反魂互助会」の理念を捻じ曲げるような真似を……
(「偃師」……吟霖が言っていた黒幕だろうか?)
媛ちゃん: 偃師さんは……悪い人?
礼栄(レイエイ): ……パパも知らないんだ。でも彼は私たちのような人に、希望をくれた恩人だよ……
礼栄(レイエイ): いや、今はそれどころじゃない。媛ちゃん、パパが絶対何とかするからね。
(この人たちにも信念があるようだ)
???: いたぞ!中だ!
太った残星組織メンバー: こんなとこに隠れだって無駄無駄ァ!オデの鼻を舐めるなよぅ~?
礼栄(レイエイ): 媛ちゃん……下がって。今度こそ……パパが守る。
太った残星組織メンバー: 人形はぜ~んぶもらうとしてぇ、こいつはどうするぅ?
痩せた残星組織メンバー: やれ。後ろに隠れた人形も連れ出すんだ。
礼栄(レイエイ): あぁ……はぁ……一歩でも……動いてみろ!
(このままじゃ、オーバークロックの危険がある)
礼栄(レイエイ): はぁ……はぁ……
媛ちゃん: お兄さん!
漂泊者:
太った残星組織メンバー: お前!いつからそこにぃ~!?
痩せた残星組織メンバー: 敵は一人だ。さっさとやっちまうぞ。
???: 一人じゃないとしたら?
太った残星組織メンバー: あの女かぁ……外の奴はどうした!
痩せた残星組織メンバー: 構えろ。
吟霖(インリン): 私たち「反魂互助会」は、あんたたちを敵に回すつもりはないの。
吟霖(インリン): だから、ここは礼栄と娘は返していただけないかしら?これでも、うちの人だから。
吟霖(インリン): 人形たちは、全部タダであげるわ。だから、この一件はなかったことにしない?
痩せた残星組織メンバー: 抜かせ。人形はもちろん我々の物だが、あいつもお前らもここで死ぬ。
吟霖(インリン): 本当にいいの?私たち、協力関係でなくて?
太った残星組織メンバー: 協力ぅ?モルモットの分際で笑えるなぁ!
吟霖(インリン): 交渉決裂ね。漂泊者さん……あんたはどうする?
漂泊者:
吟霖(インリン): それもそうね……あんた、わかってるじゃない。
吟霖(インリン): いい腕ね……
吟霖(インリン): 頼りにしてるわよ。
吟霖(インリン): どう?怪我はない?
漂泊者:
吟霖(インリン): 残星組織を相手にしても余裕ってこと?……腕だけでなく、肝も据わっているようね。
吟霖(インリン): 無理は禁物よ。いつだって、油断した人から先に死ぬ。
吟霖(インリン): そう。じゃ、次からは一人でお願いね?
吟霖(インリン): でもここからはちょっとややこしくなるわね……
漂泊者:
吟霖(インリン): なに?私を気遣ってくれるの?
吟霖(インリン): 驚いた。てっきり疑われてると……
漂泊者:
吟霖(インリン): あんたの本気の顔も可愛いけど……いや、冗談はここまでね。
吟霖(インリン): 残星組織の奴らは逃がさず全員倒した……何か問われた時はこいつらのせいにすればいい。
吟霖(インリン): それに私、疑われる事には慣れてるの。潜入捜査員として、嘘の中で信頼を勝ち取る必要がある。
吟霖(インリン): あんたも含めてね……背中、触ってみて。
漂泊者:
吟霖(インリン): 装着者を追跡できる盗聴器よ。私がすぐ駆けつけられた理由を考えてみて?
吟霖(インリン): 最初から仕込んでおいたの。
漂泊者:
吟霖(インリン): 「誰も信用してはいけない」……これは潜入調査員として最初に学んだこと。
吟霖(インリン): あんたは礼栄たちへのある種の「情」を、そして自分の記憶も取り戻したいという意志を持っている。
吟霖(インリン): そのせいであの二人を逃す、或いは互助会に、私の計画を漏らす可能性だってあるでしょ?
漂泊者:
吟霖(インリン): 「偃師」……その人こそ、「反魂互助会」の要……黒幕かもしれない。
吟霖(インリン): 真相まであと一歩といったところね……でも、まだ問題がある。
吟霖(インリン): 礼栄がオーバークロックの影響で昏睡状態に入ってしまった。
漂泊者:
吟霖(インリン): 媛ちゃんも人形に戻った。この状態で、呼び覚ますことは不可能でしょうね。
吟霖(インリン): それに、あの状態の礼栄を計画に組み込むのは得策じゃない。
漂泊者:
吟霖(インリン): ええ、それが賢明ね。きっと人形に手がかりがある。
吟霖(インリン): でも、ここに留まるのは良くない。
吟霖(インリン): 私は先に礼栄と媛ちゃんを安全な場所に移す。あんたは人形を調査して。
人形には、模している人物と渡すべき相手について書かれている。
「伏傑の妻。急病で死んだ」
「なぜ彼女が苦しまなくてはならなかった……俺が少しでも肩代わりしてやれれば……」
「でもチャンスを与えてくれた。偃師さん……あんたは俺たちの恩人だ」
漂泊者:
人形には、模している人物と渡すべき相手について書かれている。
「福の両親。残像に殺害された。」
「父ちゃん母ちゃん……一人なんていやだ……もう二度と意地悪しないから戻って来て……」
漂泊者:
人形には、模している人物と渡すべき相手について書かれている。
「アンリスの双子の姉。事故で行方不明になった」
「私のせいよ……私がいつまでも帰らないから、私を探しに行った姉ちゃんがいなくなった……」
「あれからもう十年……私はただ、姉ちゃんにもう一度会いたい。そして謝りたい……」
漂泊者:
吟霖と話す
吟霖(インリン): はい……本当にそのような……
(誰かと会話している)
吟霖(インリン): しかし……そこまでする必要は……
吟霖(インリン): はい……わかりました……後は任せてください。
漂泊者:
吟霖(インリン): ……治安署に連絡していた。
吟霖(インリン): 礼栄と媛ちゃんを保護するように頼んだ。後は彼らに任せよう。
吟霖(インリン): それより、人形の方は?
漂泊者:
吟霖(インリン): そう焦らないで。安全な場所でもう一度詳しく調査すればいい。
吟霖(インリン): 治安署に潜入調査員が使う隠れ家の場所を伝えた。そこで彼らと合流する。
漂泊者:
吟霖(インリン): 周辺に、隠れ家の方角を示す、狼の形をしたサインがある。それを探せば見つけられるわ。
吟霖(インリン): じきに残星組織の連中もここを嗅ぎ付ける。私たちも急ぐわよ。
ここのが隠れ家か……スキャンして手掛かりを探してみよう
スキャンで手がかりを探す
このサインに従って進もう。
手がかりに従って隠れ家へ行く
吟霖(インリン): ここで途絶えた……この周辺に隠れ家があるはず。
見て。ここに装置がある。
吟霖(インリン): ん……パスワードか。
吟霖(インリン): 用心深いのね……こんなセキュリティまで用意するなんて。
吟霖(インリン): 近くに何か手がかりがあるはずよ。探してみよう。
パズルを解いて正しいパスワードを入力する
隠れ家に入って調べる
吟霖(インリン): この隠れ家は、侵入者を排除する設備が備わっている。
吟霖(インリン): 残星組織の輩には、到底見つけらないわ。
漂泊者:
吟霖(インリン): そう。ここは隠れるにはうってつけの場所。
吟霖(インリン): 外の人はここまで来られないし……中の人も、外部との繋がりを絶たれる。
漂泊者:
吟霖(インリン): ええ。一人もいないよ、ここには。
吟霖(インリン): 一度教えたわよね?
吟霖(インリン): 「誰も信用してはいけない」って。
???: この体……良いデータが取れそうだ。
???: こいつを連れ出して、基地に戻るぞ。
倉庫で情報を入手する
(怪我はない。武器も端末もちゃんと持ってる)
(情報が欲しい。まずはここがどこか、調べてみよう)
(さっきまで閉じ込められていた木箱……よく見たら簡単に開けられそう)
(隙間に何かが挟まっている……)
漂泊者:
(これは……暗号化通信機?これなら使っても気付かれないはず)
(でも、なぜこんなところに……)
(「反魂互助会」名簿?)
「呉盛・章馨……連玥・連小笙……晋陸・何昌……館ばあ・館ちゃん……」
他にもたくさんの名前が記されている。
(中には黒塗りの名前もある)
(この人たちは多分……「反魂互助会」の会員。つまり、失踪した人たち……)
(ここはまさか、「反魂互助会」の本拠地?)
(これ以上の手がかりはなさそう。少なくとも、ここが「反魂互助会」絡みの場所だとわかった)
(さっき手に入れた暗号化通信端末で、ここの状況を熾霞たちに伝えよう)
暗号化通信機で治安署に連絡する
(これでよし。無事に届くといいけど……)
(後は、脱出する方法を……)
???: 目覚めたか。出てこい。
倉庫から出る方法を探す
吟霖の意図を聞く
吟霖(インリン): それだけ動けるのなら、体は大丈夫そうね。
漂泊者:
吟霖(インリン): あれほど強い電撃を浴びておいて、随分と早いお目覚めじゃない。
吟霖(インリン): 念のため、呉盛さんに診てもらおうかとも思ったけど……杞憂だったみたいね。
漂泊者:
吟霖(インリン): あんたの命に興味はない。ただ、偃師さんがあんたを生かしただけ。
吟霖(インリン): それはどうも。偃師さんが求めてるのは死体じゃない。そう簡単に死なれては困る。
館ばあ(カン): 礼儀を知らん若造め!吟霖さんには敬語だ、敬語!
漂泊者:
館ばあ(カン): お前さんも「家族」か?
館ばあ(カン): 若い奴は……簡単に「家族」を捨てて、どこかに逃げやがる。
館ばあ(カン): 今日は「団欒の日」。この館ばあから逃げるなんて、絶対許さないよ。
館ばあ(カン): 焚き火のところに戻ってな!吟霖さん、こいつが逃げないよう、道案内を頼まれてくれんか。
吟霖(インリン): 話は聞いた?余計な事は考えず、私について来い。
漂泊者:
吟霖(インリン): 力ずくで逃げる道もある……けど、あまりおすすめはしない。
吟霖(インリン): 呉盛さんがあんたの体に毒を仕込んだ。解毒薬がなければ、数日のうちに死ぬだろうね。
漂泊者:
吟霖(インリン): それはあんたの勝手。でも、私に騙す理由なんてないと思うけどね。
吟霖(インリン): それに、本当に記憶を取り戻したいのなら、少しくらい付き合っても損はしないはずよ。
漂泊者:
吟霖(インリン): 「反魂互助会」の本拠地。今州から失踪した人たちが集まっている場所。
吟霖(インリン): そうだ。いっその事、あんたもこっち側に来るなんてどう?
漂泊者:
吟霖(インリン): あからさまな噓ね……そんなもので私を騙せるとでも?
吟霖(インリン): 予想通りの答えだけど……その考えも、じきに変わる。
吟霖(インリン): 行くわよ。本心はともかく、ここにいる皆に挨拶くらいはしてもらうわ。
館ばあ(カン): 何をもたもたしてる!
館ばあ(カン): これだから今時の若造は……年寄りの気遣いをバカにして……
漂泊者:
吟霖(インリン): 館ばあはここの見張り役。若い頃だって、夜帰の斥候だった。
館ばあ(カン): あの子は館ちゃん……このばあの話をよく聞いてくれるんだ。
漂泊者:
吟霖(インリン): 館ばあの孫だよ。
館ばあ(カン): とってもいい子でね……両親が早死したせいか、いつでもばあの話を聞いてくれる……
館ばあ(カン): それなのに、あんなにあっけなく……
館ばあ(カン): 偃師さんは……館ちゃんとまた会わせてくれた……何とお礼を申したら良いか……
館ばあ(カン): だからばあは、偃師さんについていくんだ。
館ばあ(カン): でも、どうでして残星組織に人形を……
吟霖(インリン): 偃師さんにもお考えがある、ということよ。
館ばあ(カン): それもそうね。ばあは……孫と一緒にいれるだけでいい……
拠点にいる互助会の会員と話す
晋陸(シンリク): どうも。僕は晋陸。何昌と共に、ここの警備をしている者だ。
漂泊者:
晋陸(シンリク): ああ、礼栄さんと一緒に、夜帰軍にいた頃もある。
吟霖(インリン): あれからオーバークロックの症状はどう?
晋陸(シンリク): ご心配痛み入ります、吟霖さん。かなり良くなりましたよ。
晋陸(シンリク): でも礼栄さんは……まだ酷くて……
漂泊者:
晋陸(シンリク): 何昌も、夜帰の兵士だった。でも、僕を助けるために、重度のオーバークロックに陥り、命を落とした。
漂泊者:
晋陸(シンリク): そんなことはない。恩返しのためなら、僕はどんな犠牲でも払うつもりだ。
連玥(レンゲツ): 吟霖さん……この人は誰?
吟霖(インリン): 偃師さんの「客人」よ。そんなに怯えなくても大丈夫。
連玥(レンゲツ): ……私たちの邪魔しないで……
漂泊者:
連玥(レンゲツ): それがどうしたの!?これは私の子供!あんたに何がわかるのよ!
吟霖(インリン): 漂泊者、あまり刺激しない方が良い……
漂泊者:
連玥(レンゲツ): この生活を脅かす人は許さない。
吟霖(インリン): 呉盛先生、礼栄の容態は?
呉盛(ゴジョウ): 命に別状はないですが……目覚める気配も一向にありませんね。
呉盛(ゴジョウ): 申し訳ないのですが、私は共鳴者に詳しくないので……恐らくもう打つ手はないかと。
吟霖(インリン): それも仕方のない事。彼は偃師さんの命令に背いた。
漂泊者:
呉盛(ゴジョウ): いかにも。それも偃師さんの命令です。
呉盛(ゴジョウ): 互助会を拒む者には、こうする他ありません。
漂泊者:
呉盛(ゴジョウ): 彼らには必要ありませんよ。……逃げる可能性など万に一つもない。
呉盛(ゴジョウ): 大切な人と会える場所は、この互助会だけなのですから。
漂泊者:
呉盛(ゴジョウ): 勿論。でも、人形にある特別な価値、それもまた代わりが効かないものです。
呉盛(ゴジョウ): どんなに腕が立つ医者でも、手に負えない……救えない命があります。
呉盛(ゴジョウ): 自分の愛する妻でさえ、苦しみ、もがき、死んでゆく姿を、見ていることしか出来なかった……
呉盛(ゴジョウ): でも偃師さんの人形は「救い」を与えてくれたのです。どんな医者にも為しえない「奇跡」を……
呉盛(ゴジョウ): 君に、もう一度会いたい人はいますか?
漂泊者:
呉盛(ゴジョウ): では偃師さんを尋ねると良いでしょう。きっと彼は、君の助けとなってくれますよ。
呉盛(ゴジョウ): ああ、それは不運なことです……大事な人が一人もいないのでは……
呉盛(ゴジョウ): 迷いがあるのなら、皆と話してみると良いでしょう。元より「互助会」は、助け合いのために作られた組織ですからね。
吟霖(インリン): 行く所がある。ついて来い。
吟霖(インリン): なに、悪いようにはしない……少なくとも今は……
吟霖の行きたい場所へ行く
曲秀(キョクシュウ): おい……止まれ。お前、「反魂互助会」の者でないな?どうやって入り込んだ!?
吟霖(インリン): 曲秀……あんた、怪我を?
曲秀(キョクシュウ): これは吟霖さん?!もう戻られていたのですね……!
吟霖(インリン): 無理は良くない。早く休め……
吟霖(インリン): それと、この人は偃師さんの「客人」。心配する必要はない。
曲秀(キョクシュウ): ここを守るのは俺の務め……これくらい、大丈夫ですよ。
漂泊者:
曲秀(キョクシュウ): 俺は平気……うっ……
吟霖(インリン): 命がなければその務めも果たせない。それに、もうここの警備も不要よ。
曲秀(キョクシュウ): しかし、偃師さんは何があっても、ここを死守しろと……
吟霖(インリン): 安心して……彼は二度と、ここには戻らない。備品も全て処分するわ。
吟霖(インリン): もうすぐ悲願を叶える私たちに……こんなの、必要ない。
曲秀(キョクシュウ): しかし……
吟霖(インリン): これ以上は無駄ね……ここで待ってて。薬を持ってくる。
吟霖は呉盛を探しに行った。
曲秀(キョクシュウ): くそ……あんな残像さえいなければ……
漂泊者:
曲秀(キョクシュウ): 最近多いんだ。油断したらすぐやられる……
漂泊者:
曲秀(キョクシュウ): 反魂人形の影響で残像が来る、という意見もあるけど……
曲秀(キョクシュウ): 俺はそんな話信じない!それに……本当だとしても、仕方がないじゃないか!
漂泊者:
曲秀(キョクシュウ): 俺もわからないが、偃師さんから指示を受けたんだ。きっと何かあるのだろう。
曲秀(キョクシュウ): でも、しばらくここに来ていないのも事実……まさか、吟霖さんの言う通り……
曲秀(キョクシュウ): でも、ここにあるものは吟霖さんと偃師さんにとって、大事なものじゃないのか?
(今のうちに少し調査してみよう。「偃師」に関する手がかりが見つかるかもしれない)
(子供が書いた日記だろうか……)
(中には落書きが一枚……それと、裏には何か書かれていた)
(ここの子供が書いた落書きだろうか……)
(あるいは、かつて子供だった、反魂互助会の誰かが書いたものかもしれない)
(ある巡尉の潜入捜査員が書いた行動記録のようだ)
(なぜこんな所に……もしかして、偃師と巡尉は何か関係がある……?)
(吟霖が偃師に、何を伝えようとしたのかはわからない)
(しかし、偃師が読んだものを処分せずに残しておくというのも考えにくい)
(偃師は長い間自分の能力を研究し、ある人形を作ろうとしていた)
(そんなに苦労して作りたいものとは一体……?)
曲秀の様子を調べる
しばらくして、傷薬を持って現れた吟霖は、曲秀の傷に簡単な処置を行った。
吟霖(インリン): これで大丈夫よ。まだ痛むようだったら呉盛先生の所に行くといいわ。
曲秀(キョクシュウ): ありがとうございます!こんな怪我に……ここまでしてくれるだなんて……
吟霖(インリン): 後は怪我が治るのを待つことね。ここにはもう、守るほどの価値がないのだから。
曲秀(キョクシュウ): 吟霖さん……
吟霖(インリン): 燃やし尽くす。下がってて。私の雷で、残らず灰にするから。
漂泊者:
吟霖(インリン): はあ……見たのね?
漂泊者:
吟霖(インリン): 余計な事を……
吟霖(インリン): 下らない嘘はやめて。
吟霖(インリン): まあいいわ……燃やしたところで、過去が消えることはないのだし……
吟霖(インリン): それに、火に釣られて残像が来たら面倒なことになる。
吟霖(インリン): でも曲秀、あんたはここから離れて。ここはもう守る必要のない場所よ。
曲秀(キョクシュウ): しかし、俺が守らないと残像が……
吟霖(インリン): 大事なのは過去でなく今。動けるようになったら、他の人を守って頂戴。
曲秀(キョクシュウ): わかりました!
(そろそろ吟霖が戻ってきそう……)
(曲秀の所に行き、彼女を待とう)
先についた吟霖と話す
吟霖(インリン): どう?皆と話してみて「反魂互助会」に入る気になった?
漂泊者:
吟霖(インリン): そう。ここにいるのは、「大事な人」との再会を望む、惨めで、可哀想な人たち。
吟霖(インリン): そんな彼らに、偃師さんはやり直す機会を与えてくれた。
吟霖(インリン): それって素晴らしいことだと思わない?
漂泊者:
吟霖(インリン): ……私は最初から組織の人間だった、という可能性は考えられないのかしら?
吟霖(インリン): 治安署に「目」を持っていれば、活動の幅を広げることができる。そうでしょ?
吟霖(インリン): 偃師さんは、捨て子だった私を引き取り……
吟霖(インリン): 武術や傀儡の扱いといった、巡尉に必要な技を私に教えてくれた。
吟霖(インリン): 言うなればこの命は私のものじゃない。
漂泊者:
吟霖(インリン): そう。彼の執念は単純なものではない……
吟霖(インリン): ここにいるのは、「大事な人」との再会を望む、惨めで、可哀想な人たち。
吟霖(インリン): けれど皆、その事実を知りながら互助会に入った。私も含めてね。
漂泊者:
吟霖(インリン): 会員でもないあんたに、あれこれ教える義理はないわ。
吟霖(インリン): でも、本当に変わった人。
吟霖(インリン): 礼栄を助けた上に、人形たちを単なる「道具」や「怪物」のように扱わなかった。
漂泊者:
吟霖(インリン): 生まれつきの「正義感」、か……
吟霖(インリン): 私なんかより、巡尉に向いてるかもしれないわね。
漂泊者:
吟霖(インリン): 優しい、ね……
吟霖(インリン): ふふ……もしかしたら、私もあなたと同じだったのかも。
漂泊者:
吟霖(インリン): それはあんたが考えることよ。信頼は、小さな亀裂から簡単に崩れる。自らの経験と直感を信じなさい。
吟霖(インリン): そろそろ、偃師さんのところに連れて……
???: やばいやばいよ!
吟霖(インリン): 館ちゃん?どうしたの?
館ちゃん: 吟霖姉ちゃん!また残像が来たよ!それもたくさん!
吟霖(インリン): あんたはばあさんを連れて、皆を安全な所に避難させて。
館ちゃん: わかった!
吟霖(インリン): 漂泊者は?この混乱に乗じて逃げるのかしら?
漂泊者:
吟霖(インリン): 手伝ってくれるの?ふふ、わかりやすい人。
漂泊者:
吟霖(インリン): そんなことしたら日が暮れちゃうわ。私には秘密が多いの。
吟霖(インリン): それでも知りたいのなら……せいぜい生き延びてみせなさい!
残像を倒す
巡尉: ここの親玉だな!いい加減諦めろ!ここはもう包囲されている!
吟霖(インリン): これはこれは……人気者で困りますね?
熾霞(シカ): おい!誰だお前!漂泊者を放せ!
吟霖(インリン): 断ったら?
巡尉: 動くな!もう逃げ場はないぞ!
吟霖(インリン): 逃げる?そんな必要はない。こちらには立派な人質がいるからね。
熾霞(シカ): うあぁ!ま、待ってくれ……!
吟霖(インリン): この人があんたの客人ってことかしら。余計な真似したら……わかるわよね?
熾霞(シカ): 皆……武器を下ろすんだ!頼む!
吟霖(インリン): “信じて ついて来い”
吟霖(インリン): はい……一部は内部まで侵入し、周囲には巡尉の包囲……備品を持ち出しての脱出は困難かと。
偃師(エンシ): ——例の漂泊者の件、よくやってくれた。研究に使わずとも、人質として十分使える。
吟霖(インリン): これからどうしますか?
偃師(エンシ): やむを得ん。隠し部屋の座標を教える。あいつを連れてきてくれ。
吟霖(インリン): しかし……あの漂泊者、腕だけは確かなようです。無闇に連れ回すと逃げられる恐れが……
偃師(エンシ): 安心しろ。奴に盗聴器と追跡装置を仕込んだ。ここは私の縄張り……逃げることなどできまい。
偃師(エンシ): とにかく連れて来い。話はそれからだ。
吟霖(インリン): 聞いた?ここは私たちの縄張り。変な気は起こさないで。
漂泊者:
吟霖(インリン): 心配してくれるの?大丈夫、そう簡単にはここまで来られない。
吟霖(インリン): ところで、あれはあんたが呼んだ援軍?暗号化された通信機でも使わないと、呼べないはずよね?
吟霖(インリン): さ、それをよこして。私に隠し事は通用しないわ。
漂泊者:
吟霖(インリン): 自分の立場だけは弁えているようね。
吟霖(インリン): 愚かね。まだ断る権利があるとでも思っているの?
吟霖(インリン): あんたは大事な実験品。何か問題があれば私が恥をかく。わかった?
人形「ケンシ」: (偃師に盗聴器を仕込まれた もしここで疑われたら 全てが無駄になる)
人形「ケンシ」: (これからは彼に気づかれないよう 人形に筆談させる)
漂泊者:
吟霖(インリン): よろしい。大人しく従ってくれるのなら、こちらも穏便に済ませられる。
漂泊者:
吟霖(インリン): あんたが知る必要はない。黙って歩きなさい。
人形「ケンシ」: (ここは人形を作る工場 仕掛けや偃師の部下が多い 危険な場所)
漂泊者:
吟霖(インリン): ふふ、そう焦らないで。すぐわかる事よ。
人形「ケンシ」: (偃師は残星組織と組んでいた 素材を用意するのが奴ら 人形を作るのが偃師)
人形「ケンシ」: (しかし証拠がない だからあんたに協力してもらった)
吟霖(インリン): そろそろ時間か……お喋りはここまでよ。とっとと歩きなさい。
人形「ケンシ」: (機を見て手錠を外す それまで不審な素振りは見せないで いい?)
漂泊者:
人形工場の奥へ行く
吟霖(インリン): おかしい、道が塞がれている……でも、そこの装置で開けられるはず。私がやるわ。
人形を操ってギミックを解除する
吟霖(インリン): ねぇ、あんたたち。ここの警備?
追放者: …………
吟霖(インリン): この人を偃師さんのところに連れていく。通らせてもらうわよ。
漂泊者:
追放者: か……家族……俺の家族……
吟霖(インリン): オーバークロック……?人形と接触しすぎたか……
吟霖(インリン): それと、巡尉たちが侵入してきたのも良くなかったみたいね。
漂泊者:
追放者: 俺の家族を……返せ!!
追放者を倒す
偃師の部屋へ向かう
吟霖(インリン): 人の体では無理だけど、私の「ケンシ」なら難なく通り抜けられる。
人形を操ってギミックを解除する
これでセキュリティを解除できるはず……
このまま進む
人形を操ってギミックを解除する
吟霖(インリン): ここまで来れば、もう大丈夫ね。
吟霖(インリン): この先に偃師さんがいる……くれぐれも、油断しないようにね?
吟霖(インリン): 人形のプロトタイプがこんなに……この工場、一体どれほどの秘密が……
吟霖(インリン): あんた!この人形たちのデータを取るんだ。偃師さんの研究に使えるからね!
人形「ケンシ」: (ここの人形は偃師の大事な研究成果 そのデバイスで記録して)
漂泊者:
吟霖(インリン): フッ、いいぞ。残さず全部撮るんだ。手を抜くなよ。
深感カメラで3つの情報を記録する
吟霖(インリン): 違法なルートで流通している軍用機か。一体、どんな方法で入手したのか……
吟霖(インリン): こんな数の人形が一気に動くとなれば……考えただけでゾッとする。
吟霖(インリン): これは人形のエネルギー源。共鳴者じゃないものが人形を動かすためのものよ。
追放者: 侵入者だ!!殺せ!!
吟霖(インリン): チッ……私も侵入者扱いとはね……
漂泊者:
吟霖(インリン): どうするも何も、全員倒すしかないじゃない?
吟霖(インリン): ここで足止めくらうわけにはいかない……さっさと片付けるわよ。
追放者を倒す
エレベーターへ向かう
エレベーターで最上階へ行く
偃師のもとへ行く
偃師(エンシ): 来たか、吟霖。治安署の連中はどうした?
吟霖(インリン): そちらは問題ありません。でも、追放者たちにオーバークロックの症状が……
偃師(エンシ): 構わん。ただの捨て駒だ。
漂泊者:
偃師(エンシ): 元々居場所のない連中だ。どこでくたばってもおかしくはない。
漂泊者:
偃師(エンシ): ほお……?どういう意味だ?
漂泊者:
偃師(エンシ): それがどうした。いくら他人に尽くそうが、自分自身が救われねば意味がない。
漂泊者:
吟霖(インリン): 偃師さん、もう、やめてください。例え両親の人形を作っても、それを喜ぶ人は誰もいません。
偃師(エンシ): 君ならこの苦心を理解してくれると思ったのだが……
偃師(エンシ): それも仕方のないこと。お二人が亡くなった時、君はまだ幼かった。
偃師(エンシ): 君の記憶から人形を作ることができなかったのだよ。
偃師(エンシ): そこに、特別な力を持つ、この「漂泊者」が現れた。これぞまさに天の恵みっ!
漂泊者:
偃師(エンシ): そうだとも。君の体と残星組織の助力があれば、お二人の人形を作ることができる!
吟霖(インリン): 偃師さん……
偃師(エンシ): あのお二人だけはいつでも私の味方だった。あのお二人こそ、私の両親なのだ……
偃師(エンシ): 何としても、復活させる必要がある……
漂泊者:
偃師(エンシ): どうでもいい。他人の死活など……
偃師(エンシ): 時間だ。工場については気にしなくていい。プロトタイプだけは守ってくれ。
偃師(エンシ): それと、私の身分も行方も奴らに知られてはいけない。有事の際はここを爆破するんだ。
吟霖(インリン): それでは、逃げ遅れた味方が……
偃師(エンシ): 味方?私には君以外の味方などいない。他は、ただの足手まといだ。
吟霖(インリン): この漂泊者は……?
偃師(エンシ): 前と一緒だ。気絶させて連れていく。
偃師(エンシ): 今度は五体満足でなくても構わん。意識さえあれば、残星組織の技術で何とかなるだろう。
偃師(エンシ): 人形を二つ残し、人質を取っているように見せろ。門の内で交渉の真似をして時間を稼げ。
吟霖(インリン): 人形のデータベースもですか?
偃師(エンシ): あぁ、そうだ……あれには私の研究成果を全てが記録されている。命より大事なものだ。
偃師(エンシ): データの転送作業は私がする。君はこいつを処分して来い。今すぐだ!
偃師(エンシ): く……吟霖!何をする!
吟霖(インリン): 偃師……終わりにしよう。あんたはもう、逃げられない。
吟霖(インリン): 残星組織との取引についてもだ。彼らの狙いはあんたもよく知っているはず!
偃師(エンシ): 吟霖……裏切ったな!
吟霖(インリン): 私は、両親と同じ今州治安署の巡尉。その責任と誇りを忘れたことなど一時もない。
吟霖(インリン): だから、両親のように……最後まで悪と戦い、罪のない人たちを守る。
偃師(エンシ): 私は!そのお二人のためを想って……!
吟霖(インリン): いや、あんたのやっていることは違う。かつての温もりを、自分のために取り戻そうとしているだけだ。
吟霖(インリン): でも、あの人たちはもういない。もう、死んでいる……皆、この仮初の夢から醒める時だ。
偃師(エンシ): そうはさせない!
漂泊者:
吟霖(インリン): ……様子がおかしい!全員、オーバークロック状態よ!
追放者を倒す
漂泊者:
吟霖(インリン): 制御盤を壊してホログラムを解いた。これが、この工場の真の姿。
吟霖(インリン): こんな物まで隠し持ってるなんて……!
吟霖(インリン): 残星組織め……利用する前金として与えたのね……
偃師(エンシ): 利用する?利用するのは、私の方だ!
機械アボミネーションを倒す
吟霖(インリン): 偃師……もう終わった。あんたの負けよ。
偃師(エンシ): はぁ……はぁ……吟霖!!
偃師(エンシ): なぜ私を裏切った……!
偃師(エンシ): ここは、私が作った聖地だ。ここに来る者は、人形により救われ、生まれ変わる!……私は、救世主なのだ!!
偃師(エンシ): ……君にとっても、家族と再会できる、チャンスのはずだ……!なぜ、私の邪魔を……!
漂泊者:
吟霖(インリン): 私には、両親の記憶がない。それでも、彼らの想いは私の心にある。
吟霖(インリン): よく自分の不幸を嘆いて、たくさん泣いたりもした。それでも、己の幸福のために他人を犠牲にしようとは思わない。
吟霖(インリン): 死んだ人は帰って来ないと知っているから。そして、その運命は誰にも変えられるものじゃない。
吟霖(インリン): でも、私欲のために力を濫用し、両親を殺した奴らを消すことならできる。
偃師(エンシ): 力は幸福のためだけにある!法も理も、更なる強者が他を縛り付ける道具に過ぎん!
吟霖(インリン): それでも、人々の幸福を……罪の無い民衆の命を弄んでいいわけじゃない……!
偃師(エンシ): ははっ!随分と立派な正義感を持ったものだな!だが、君はもう巡尉でも何でもない……
偃師(エンシ): 君の情報は全て消去された!君が巡尉であった事も、ここでの戦いも、未来永劫、誰にも語られる事はない!
漂泊者:
吟霖(インリン): 二度と巡尉として、治安署に戻れないとしても……あんたと、あんたの背後にある罪を暴けるのなら、安いものよ。
吟霖(インリン): それに、身分なんて関係ない。私は……私なりの方法で、理想を目指し続ける。
偃師(エンシ): 君は……う……ゲホ……
吟霖(インリン): ここまでのようね……後はあんたに任せるよ、漂泊者。
吟霖(インリン): あと、巡尉には私の事を伏せてほしい。そうね……全てを明かすまでは、ね。
吟霖(インリン): 今度会った時に、また色々と教えてあげる。それと……今日はありがとう。
漂泊者:
巡尉: こっちだ!急げ!
装置を起動し、熾霞と巡尉たちを隠し部屋に案内した。
熾霞(シカ): 漂泊者!大丈夫?
漂泊者:
熾霞(シカ): ここにいた人たちは皆、今州に連れ戻した。
熾霞(シカ): でも何故か凄く抵抗されて……あの人形たちと離れたくないのかな?
熾霞(シカ): それについては正直こっちもお手上げ状態……
漂泊者:
熾霞(シカ): あれ?あんたを人質に取ったあの女は?
熾霞(シカ): まさか逃げられた!?早く追跡しないと!
漂泊者:
熾霞(シカ): うう……逃げ足だけは早いな。今からじゃ流石に追いつかないかあ……
熾霞(シカ): けど、悪い人っぽい感じはしなかったしな……っていやいや!人を見かけで判断するのはダメだ!
熾霞(シカ): 逃げたあいつの事は置いといて、あんたは今回の事件の証人として治安署でちょっとだけ聞き取りさせてもらうね!
熾霞(シカ): じゃ、署で待ってるよ~!
人形工場を去る
人形工場で偃師を止める
今州城に戻って熾霞に事情を話す
熾霞(シカ): 例の「反魂互助会」については大体わかった。ありがとう、この証言はとても参考になるよ!
熾霞(シカ): でもあの「残星組織」絡みの事件……あんた、よくそんなの一人で止められたね!
漂泊者:
熾霞(シカ): あの男、中々口を割ってくれなくて……しばらくは留置所に置いとくしかなさそう。
熾霞(シカ): 逃げた共犯者の事も言わないから、今でも彼女を捜査中だよ。
熾霞(シカ): あそこにいた共鳴者のほとんどに、オーバークロックの症状が見られた。だから、もう華胥研究院に協力を要請してあるよ。
熾霞(シカ): 中でも「礼栄」という人は重体みたい。何せ昨日まで昏睡状態だったらしくて……
熾霞(シカ): でも、もう目を覚ましたよ。後遺症は多いみたいだけど……生きてるだけで良かった!
熾霞(シカ): それにしても、失踪事件の裏にこんな大きな陰謀があったなんて……さすがのあたしも驚いたよ。
熾霞(シカ): 漂泊者がいなかったら、本当にヤバかった……
漂泊者:
熾霞(シカ): ある人?誰?
漂泊者:
熾霞(シカ): なんだそりゃ……でも、案外そういう人が、巡尉に向いてるのかも?
漂泊者:
熾霞(シカ): そろそろあたしも退散っすっかな!何か問題あったら、いつでもあたしに教えてね!それじゃ!
(署名がないメール……どう見てもあれだ)
(吟霖が待ってる)
(教えた手口……隠れ家の場所を示す、狼型のサインのことか。スキャンしてみよう)
スキャンで手がかりを探す
吟霖(インリン): 今回はいい場所でしょ、漂泊者?
吟霖(インリン): 約束通り、何でも教えるわ。
漂泊者:
吟霖(インリン): 単なる偶然よ。
吟霖(インリン): 本来であれば、礼栄と残星組織の取引を監視するだけの任務……
吟霖(インリン): 私はそこに現れた都合のいい奴を利用したまで。人形倉庫を探すためにね。
吟霖(インリン): ただ、人形を連れて逃げ出そうとするとは思わなかった。まったく……余計なことをしてくれたものね。
吟霖(インリン): 偃師があんたに目を付けたのはその後。あの隠れ家に誘導して、あんたを襲ったのはそのためね。
漂泊者:
吟霖(インリン): そう?手加減したつもりはなかったのだけど……
吟霖(インリン): 偃師があんたの体を欲しがる訳ね。
漂泊者:
吟霖(インリン): 残念だけど、それは無理ね。
吟霖(インリン): 偃師曰く、「理解できない力により、記憶を封じられた」だそうよ。
吟霖(インリン): 取り戻すところか、記憶を覗くだけで正気を失いそうになる、だとか……正直、少し不気味ね。
吟霖(インリン): 今回みたいに、他の人のために戦って負けて……それで記憶が封印されたのかしら?
吟霖(インリン): 真実はともあれ、もっと自分の身を案じないと、長生きできないわよ?
漂泊者:
吟霖(インリン): 杞憂だってことはわかっているわ。それでも私の助けが必要なら……いつでも呼んで頂戴。
吟霖(インリン): 私はこんなはぐれ者だけど、あんたには何か似たものを感じる。
吟霖(インリン): きっといつか、この出会いが私の支えになると、信じてみようかしらね。
吟霖(インリン): でも、いずれはこの孤独も受け入れなければいけない。
吟霖(インリン): 偃師にはできなかったことよ。彼は私の両親を復活させて、孤独を紛らわそうとした。
漂泊者:
吟霖(インリン): その通りね。でも、両親が死んだ後、この世に価値を見出せなくなった。私と同じように……
吟霖(インリン): そして、治安署の情報を得るために、私を巡尉に育て上げた。
吟霖(インリン): 結局、私は本物の巡尉になったけど……それと同時に、彼の味方ではなくなった。
吟霖(インリン): 私は裏切り者ね……彼にとっても……
漂泊者:
吟霖(インリン): もちろん、私もその罪を擁護するつもりはない。
吟霖(インリン): でも、もしもっと早く、彼の計画を阻止できていれば……全ては、起こらなかった。
吟霖(インリン): ……私も夢を見ていたのかもしれない……皆と同じ、儚い夢を……
吟霖(インリン): もう一度両親と一から家族をやり直す……そんな不確かで、甘い夢……
吟霖(インリン): 私はその夢が他人の犠牲で紡がれていると知っても、すぐに目を覚まそうとしなかった……
漂泊者:
吟霖(インリン): それは……ふふ、あんたの一生懸命な姿に心を打たれた、としておこうかしら。
吟霖(インリン): 偃師は闇に潜む影の一つに過ぎない。その裏には、さらに大きな影が蠢いている。
漂泊者:
吟霖(インリン): だから、真の黒幕を、この巨悪を破るまで、私たちに休む暇はないわ。
漂泊者:
吟霖(インリン): もちろん。今更後に引けるとでも思った?
吟霖(インリン): そうね……私の正体も知られてしまったことだし……全て忘れてもらわないとね……
漂泊者:
吟霖(インリン): ふふ、冗談よ。でも、あんたのおかげで、多くの命が救われた。
吟霖(インリン): あんただったら……本当に信じられるのかもしれない。
漂泊者:
吟霖(インリン): ふふ……どうだろうね?
吟霖(インリン): それと……ありがとう。こんな私を、最後まで信じてくれて。
吟霖(インリン): それじゃ……次はどんな形で会えるか、楽しみにしてて。漂泊者さん。