八岐の星の海

ブラックショアの花園に新種の花が開いた、見に行ってみよう。

ブラックショアの花園に向かう

ツバキ: うふふ、やっぱり来てくれたんだ~

ツバキ: 久しぶり、私の運命の種。

ツバキ: この子たちを見に来たの?あとちょっとで咲きそうなんだよ。

ツバキ: ソラリスの至るところに黒海岸ブラックショアの協力者がいる。だから、ここには全世界の珍しい花が揃ってる。

漂泊者:

ツバキ: 好きなのは花そのものよりも、花を育てる過程の方かな。

ツバキ: 一粒の種から蕾になり、やがて咲き乱れる。待つ時間はいつだって楽しいからね。

ツバキ: その中でも、特に気に入った種がある。

ツバキ: 毎日毎日、その種が健やかに育ち、開花の時にすべてがこの手に収まるのを想像する……私だけのものになるその瞬間を!

ツバキ: だから、こうやって見守るのは、とっても素敵なことなんだよ~

ツバキ: ま、これは私の個人的な趣味。漂泊者、黒海岸ブラックショアはどうだった?

ツバキ: 貴方、黒海岸ブラックショアとショアキーパーを助けてくれたんでしょ?

漂泊者:

ツバキ: ま、それもそうね。今州こんしゅうで出会った時、貴方の内に眠る強い力を感じた。

ツバキ: こう見えても、私だって黒海岸ブラックショアの花持ちだからね。それぐらい知ろうと思えばすぐ知れるよ。

ツバキ: 鋭いんだね。その時はちょっと用事があってここを留守にしてた。見れなくてホント残念。

ツバキ: というか、この島に着いてすぐ黒海岸ブラックショアの核に触れられるなんて……ショアキーパーからも信用されてるんだね。

ツバキ: 貴方は……

ベアドレット: やあ、花持ち。私はエラー収容所であなたに助けてもらった、ベアドレットだ。

ベアドレット: それで、申し訳ないのだが……こちらに来てもらえるだろうか?

漂泊者: 何かあった?

ベアドレット: 少し問題が発生したんだ。これはショアキーパーに信頼されているあなたにしか解決できない。

ベアドレット: すまない。詳しい状況は直接伝えさせてくれ。

ベアドレット: もちろん、報酬は用意する。それじゃ、頼んだよ。

漂泊者:

ツバキ: それは残念。漂泊者ってモテモテなのね。ちょっと嫉妬しちゃうかも。

ツバキ: 永遠に貴方を花園に閉じ込めて、その甘い生命力を独り占めして……ふふ、なんてね。

ツバキ: ……なんか、変。

ツバキ: この感覚、前にもあったような……

ツバキ: 面白い。

エラー収容所に向かう

ベアドレット: 来たか、花持ち!相変わらず元気そうでなによりだ!

ベアドレット: あなたが黒海岸ブラックショアに来てから、本当に色々なことがあった。まさか、ショアキーパーまで表舞台に出てくるとはな……

ベアドレット: おっと、挨拶はここまでにしよう。状況を伝える。エラー収容所の役割は覚えているか?

漂泊者:

ベアドレット: ブラボー!素晴らしい記憶力だ!

ベアドレット: エラー収容所の役割は「監獄」。異常星図せいずやその他のエラー……つまり、有害なデータを拘束しておく場所。

ベアドレット: 実は、そこからある「囚人」が脱獄したんだ。

ベアドレット: そいつは拘束を無効化させ、ネクロ・スター付近まで逃走している。これを野放しにしておくわけにはいかない。

ベアドレット: だが……ショアキーパーは現在、調律ちょうりつに集中している。

ベアドレット: だから、あなたに白羽の矢が立った。あなたの実力は誰にも疑いようがない。これ以上の適任者は到底見つからないだろう。

漂泊者:

ベアドレット: この「囚人」は姿を消しているが、残されたデータの痕跡を用いて逆探知ができるだろう。

漂泊者: (……何か聞こえた。)

ベアドレット: どうかしたか?

漂泊者:

ベアドレット: データの痕跡を調査した結果、数年前にある協力者がデータにアクセスしていたことが判明した。

ベアドレット: まずは彼女に話を聞いてみてくれ。最近まで出張で留守にしていたのだが、今は黒海岸ブラックショアに戻っているはずだ。

漂泊者: わかった。進捗があれば知らせるよ。

ベアドレット: ありがとう。嬉しい知らせを待ってるよ。

ブラックショアの協力者を探す

ブラックショアの協力者と会話

ブラックショア協力者: 初めまして、あなたが漂泊者ですよね?ベアドレットから話は聞きました。

ブラックショア協力者: なぜ、あの星図せいずにアクセスしたのかというと……私、野外でこのロボットを見つけたんです。

彼女の隣にはボロボロの小さなロボットがある。

ブラックショア協力者: 私が見つけた時には、すでにこんな状態で……

ブラックショア協力者: 修復も試みましたが、うまくいきませんでした。残っていたのはこの記録だけ……

クリリ: ……5月の記録。残像潮ざんぞうちょうにより、落香村らっこうむらは壊滅。死傷者多数。生存者は他の地域に移動済み……

クリリ: テティスシステムが極めて危険な状態であると判断。黒海岸ブラックショアの指導者がその対処に向かった……

クリリ: ……(ノイズ)……村の廃墟が激しく変異した植物に覆われており、中心部への進入には時間を要する。

クリリ: 地下洞窟の奥に……(ノイズ)オーバークロック共鳴者「花娘はなむすめ」を発見。黒海岸ブラックショアに連行済み。データ入力待ち……

クリリ: ……ラベル測定法でオーバークロック域に達しやすい波形を検出……現在は安定中……(ノイズ)……

漂泊者: 黒海岸ブラックショアの指導者が直々に……ということは、俺がこの共鳴者を黒海岸ブラックショアに連れてきた?)

ブラックショア協力者: 残っている記録は以上です。あの時、私は黒海岸ブラックショアに参加したばかりだったのですが……その指導者について調べてみました。

ブラックショア協力者: ごく一部の花持ちしか会ったことのない指導者……本当に謎に包まれたお方だったので……

ブラックショア協力者: でも、指導者の情報がないとわかった以上、私はこの共鳴者の情報を追う他ありませんでした。

ブラックショア協力者: あの星図せいずを調べたのも、この共鳴者にまつわる情報があると検索エンジンが示したからなんです。

ブラックショア協力者: でも、情報の一部は何者かに削除され、他は私の権限ではアクセスできず……有益な情報は手に入れられませんでした。

漂泊者:

ブラックショア協力者: そうです。気になった私は花持ちの先輩に何度も話を聞きに行って、ようやくある情報を手に入れました——

ブラックショア協力者: この共鳴者は黒海岸ブラックショアの指導者と深い関わりを持っていた……それに、彼らは2人で任務に向かうことが多かったそうです。

ブラックショア協力者: ですが……残念なことに、この花持ちも20年近く行方不明になっているみたいで……

漂泊者: 行方不明……共鳴者の情報も手に入らないということか……

ブラックショア協力者: そうとも限りません。私は経験が浅いし、権限もないのですが、ショアキーパーに信頼されている花持ちのあなたなら……

ブラックショア協力者: 外務ホールには黒海岸ブラックショアの人事情報が保管されています。あなたの身分と権限があれば、共鳴者の情報を入手できるかもしれません。

外務ホールに向かう

ブラックショアスタッフ: 漂泊者さん。外務ホールに何かご用ですか?

漂泊者:

ブラックショアスタッフ: えっ?「花娘はなむすめ」関連の物なら、先ほど花持ちの方にお渡ししましたが……

漂泊者: その花持ちが誰かわかる?

ツバキ: わたしだよ~

ツバキ: ふふっ、これがほしかったら、私に追いついてみて!

ツバキに追いつく

漂泊者: 地面に何かあるようだ。調べてみよう。

漂泊者: またツバキの花……本当にこういうのが好きなんだな。

漂泊者: ……ツバキの目的が何であれ、まずは追いかけよう!

ツバキ: ……やっぱ速いね~。私の予想通り。

漂泊者: 俺を尾行していたのか?

ツバキ: そうだけど……嫌だった?

ツバキ: 気まぐれで貴方について行ったら、面白そうなことやってて気になっちゃったんだもん。

ツバキ: 実際に「私の」ブレスレットを見つけちゃったしね~

漂泊者: ということは……あなたが「花娘はなむすめ」?

ツバキ: 半分正解、半分不正解~

ツバキ: 貴方と同じで、私も自分の過去を完全に忘れちゃった!だから、「花娘はなむすめ」とは同一人物じゃない。

漂泊者:

漂泊者:

ツバキ: 前に調べたことがあるからね。ちょっと事情があって、途中でやめちゃったけど。

漂泊者: (もしツバキが「花娘はなむすめ」だったら、お互いのことをよく知っていたはず。でも今は、相手のことを全部忘れてしまっている。)

漂泊者: (俺が黒海岸ブラックショアの指導者だということは、ショアキーパーしか知らない情報だ。)

漂泊者: (……今のツバキが脅威にならないことを確認してから、これを打ち明けるかどうか考えよう。)

ツバキ: ねえ漂泊者、私と遊んでよ。そしたら、あの星図せいずを探すの手伝ってあげる。

漂泊者:

ツバキ: 今 州こんしゅう鳴 式めいしきを倒した貴方なら、これくらい何てことないはずだよ。

ツバキ: 花持ちたる者、黒海岸ブラックショアに相応しい種を選び、育て、そして見守る……

ツバキ: なのに、何年やっても面白い奴がいないんだもん!

ツバキ: 貴方はやっと出会えた運命の種。適当に放っておいて、最高の楽しみを味わえなくなるなんて、私は嫌。

ツバキ: もし、他の誰かに奪われたり、殺されたり、消されたりしたら……

ツバキ: ……私、辛くて、悲しくて、妬ましくて、死んじゃうかも。

漂泊者:

ツバキ: なんでって……本能?

ツバキ: 花は自分が花だと知らなくても、本能的に水を欲する。獣は自分が獣だとわからなくても、血肉に飢える本能を持つ。

ツバキ: 私だって同じ。真っすぐ忠実に、自分の欲求に突き進む。

漂泊者: そういえば、逃げた異常星図せいずって、ネクロ・スターのせいで、黒海岸ブラックショア的にけっこう危ないんだよね。

ツバキ: 別に私は、黒海岸ブラックショアがドカン!って爆発してなくなったって構わないんだけど……楽しみが減っちゃうのは嫌かなぁ。

漂泊者: ……

ツバキ: 怒っちゃった?ふふ、怒ってる貴方も最高に素敵……

ツバキ: ねえ、私、貴方と殺し合いをしたくなってきちゃった。貴方の力をもっと感じたいの。

漂泊者:

ツバキ: あはははっ!それでもいいや。じゃ——始めるよ!

ツバキとの「ゲーム」を始める

ツバキとの「ゲーム」で勝つ

ツバキ: 貴方が黒海岸ブラックショアの危機を解決していた時、私は治療ポッドにいて、貴方の勇姿を見れなかった。

ツバキ: 私、寂しかったんだよ。だから、たくさん見せて……貴方のその力。

ツバキ: あはは、敵を狩るこの感覚……とっても気持ちいい……

ツバキ: やっぱり、貴方って最高。貴方が黒海岸ブラックショアにいれば、これからもずぅっと飽きないわ。

ツバキ: それじゃ、これはあげる。精々頑張ってね、英雄さん。

漂泊者: あなたはあの星図せいずと関係がある。捕まえるには、あなたがいた方がいい。

ツバキ: ふーん、だから?

漂泊者: 今は黒海岸にとって一刻を争う状況にある。なのに、さっきの約束を破るつもりか?

ツバキ: あははっ!ここまで迫られたら私も断れないかな。

ツバキ: ……でも、貴方のこういう強気なところも、ちょっといいかも。いいよ、手伝ってあげる。

漂泊者: さっき調べたと言っていた「花娘」についての情報を教えてくれ。それと、あなたの「事情」は何?

ツバキ: えーとね……私、黒海岸ブラックショアの治療ポッドで半月ぐらい寝込んでたの。オーバークロックで死にそうだったんだ。それで調べられなかった。

漂泊者:

ツバキ: 死んでないんだし、大したことないと思うんだけど……

ツバキ: うーん——私の記憶は「花娘はなむすめ」の特別な力で封じられたから、同じ情景を見ても何も思い出せない。

ツバキ: ある洞窟で目覚めた時から、記憶が空っぽだった。それから何年もソラリスを放浪して、偶然辿り着いたのが黒海岸ブラックショア

ツバキ: でも、そんな黒海岸ブラックショアが、かつての自分が暮らしてた場所だって知っちゃって~それで、自分の過去が気になっちゃったんだ。

ツバキ: 私はすぐ自分の過去について調べ始めた。結局、記憶喪失になった理由には辿り着いたんだけど……治療ポッドで目覚めた時に、その過程はぜんぶ私の記憶になかった。

ツバキ: 真相に辿り着いたけど、オーバークロックで死にかけたから、また記憶が封じられた……ってことなのかな?

ツバキ: 花娘はなむすめ」はなんでこんなことしたのかな?別に記憶なんてなくたって、私は楽しく生きられるのに。

漂泊者: まるで、過去の自分は自分じゃない、という言いぶりだな。

ツバキ: だって、何も覚えてないんだもん。今の私にとって、「花娘はなむすめ」はほぼ赤の他人。

ツバキ: 過去は、どれだけ激しい感情をはらんでいても、画面の中で動く映像のように、他人の物語として私の目に映る。

ツバキ: 貴方も私と同じなんじゃない?貴方はそんな「映像」を見て、何を感じる?

漂泊者:

ツバキ: やっぱり貴方も過去なんて、いちいち気にしないよね~

ツバキ: ふーん……意外と色んなこと考えてるんだね。

ツバキ: 私は頼りにならない記憶なんかより、自分の本能を信じてる。

ツバキ: 記憶を失っても、本能がこの体にある限り、「自分」を見失うことはないから。

漂泊者:

ツバキ: それがどうしたの?

ツバキ: その通り~

ツバキ: 本能を支配し、本能に支配される。満たされれば幸せに溢れ、渇けば耐え難い苦痛に襲われる。それが私を導く本能……

ツバキ: 貴方だって使命とか責任に駆られて動いてる……私と同じように。

漂泊者:

ツバキ: ……あははっ、やっぱりこんなこと話しても意味ないや。手分けして黒海岸ブラックショアに散らばってる他の痕跡を探そう?

漂泊者: じゃあ、先に見つけた人はもう一人に合流しよう。

ツバキ: また遊んでくれるの?それじゃ早速、ゲーム開始——

「花娘」の痕跡を探す

漂泊者: この黒い花は……

洞窟に入る

ツバキ: 漂泊者、遅いなあ。探しに行こっかなあ。

ツバキ: あっ、奥に獲物の周波数しゅうはすう……それもたくさん……

ツバキ: ……素敵。

敵を倒す

ツバキ: ふふっ、こうでなくちゃ。ああ、興奮してきた……

漂泊者を探す

ツバキ: みぃーつけた~

敵を倒す

ツバキ: あはははっ!

ツバキ: もっと……もっと楽しませて!

ツバキ: いい子だから、もっと足掻いてみせてよ!

ツバキ: はぁ……最高……

ツバキ: 貴方の戦う姿と強烈な生命力……見るだけでドキドキしちゃう……

ツバキ: もし、貴方と踊って戦っているのが私だったら……

漂泊者: ……手を貸そうとしたんだけど……

ツバキ: 見ればわかるよ。ふふっ、私はただ楽しすぎて……ゲホッ!うぐっ……

漂泊者: オーバークロックに近い状態……さっきも治療ポッドの話をしてたけど、よくこうなるのか?

ツバキ: ふふ……そうだよ……もしかして、心配してくれるの?

漂泊者:

ツバキ: ……もう、そんな風に言われたら照れちゃうよ。

ツバキ: じゃ、それは杞憂ってやつだね。私ごとき、テティスシステムにかかれば簡単に処理できる。

ツバキ: 崖っぷちで踊り続けるのが私。だから、オーバークロックなんかにはならないよ。もしそうなったら、それはそれで私の運命だから仕方ない。

漂泊者: どうしてそんなことを……オーバークロックの危険性は知ってるだろ?

ツバキ: もちろん。重度のオーバークロックは発症したら完治しない。そうじゃなかった?

ツバキ: 私……今、最高に楽しいの!

ツバキ: 貴方とのゲームも、残像ざんぞうを狩るのも、とっても楽しい……これの何がいけないの?

ツバキ: 本当に私がオーバークロックで死ぬ日が来るとしても、黒海岸ブラックショアがあるから、無音区むおんくになる心配もない。

ツバキ: くだらないことに悩めば、その分死ぬ時の後悔が増える。

ツバキ: 本当に大切なのは「今」なんだよ?なのに、いつも過去とか未来ばっかり見てちゃ、つまんないじゃん。

ツバキ: ところで、何か見つけた?私は破れた写真を見つけたよ。星図せいずの位置を特定するなら、こういう痕跡があと三つ四つ必要かな。

漂泊者:

ツバキ: この周波数しゅうはすう……「花娘はなむすめ」のものに間違いない。

ツバキ: これが残されたのは20年前。それ以降のものはない。

ツバキ: 黒い花は花持ちの証明。これで「花娘はなむすめ」が黒海岸ブラックショアで最後に活動した時期を特定できる。

ツバキ: でも、その時期は……あの黒海岸ブラックショアの指導者が姿を消した時と近い。「花娘はなむすめ」もその頃に消えたってこと?

漂泊者: (俺と同じ時期に消えた……?もしかして、俺と何か関係がある?)

ツバキ: あっ、そうだ。思い出したよ、さっきの妙な感覚……

ツバキ: 今州こんしゅうで初めて貴方に会った時に感じたんだ。貴方との出会いは、これが初めてじゃない気がする。

ツバキ: ベアドレットに連絡しなくていいの?

漂泊者:

ベアドレット: 流石漂泊者、早かったね!

ベアドレット: 調律ちょうりつホールに向かって。そこで待ってるよ。

調律ホールに向かう

ベアドレット: 花持ち、見つけたものは私に……って、ツバキも一緒に行くのかい?

ツバキ: 漂泊者に手伝えって言われちゃったからね~それに、何だか面白そうだし。

ベアドレット: 珍しいね……普段はメンバー候補を探す以外に、興味なんて示さないのに……

ベアドレット: 漂泊者、この子に言うこと聞かせられるなんて、凄いね。

漂泊者:

ベアドレット: ああ。ツバキは普段何事も気にしていないように見えるからね。

ベアドレット: 大した自信だ……でも、確かにあなたはその自信に見合う実力を持っている。

ベアドレット: まあなんにせよ、ツバキが一緒なら心強い。

ベアドレット: それに、私もあなたたちの動向を見守っている。心配はいらないよ。

ベアドレットは3つの痕跡を受け取ると、それらを記録してから返した。

ベアドレット: 早速データの処理に取り掛かるから少し待ってほしい。完了したらポータルを使ってダイブしてくれ。

ツバキ: 過去、現在、未来……宇宙に秘められたすべての可能性が、渦巻く星の海で刻一刻と変化していく……

ツバキ: 気になるな~一体どんな「私」の情報があるんだろう……

ツバキ: 行こう、漂泊者。冒険の始まりだよ。

洞窟を調べる

ツバキ: ……見た……(ノイズ)……奥に……何かある…………

漂泊者: ツバキ?

ツバキ: 私は先に……捕まえる……後で私を探してね……

ベアドレット: (ノイズ)……予想外……状況……漂泊者………

漂泊者: デバイスの通信が……ダイブする時に何かあったようだ。

漂泊者: ツバキも見つからない……とりあえず、辺りを探ってみよう。

「花娘」: 私は自分の記憶を閉ざし、過去を空白にした。

「花娘」: ……これは本当に正しい選択だったの?

「花娘」: でも、漂泊者は自分の選択を示した。なら、私もそうしなければならない。

「花娘」: ふん、こんなくだらない生き方なら、死んだ方がずっとマシ。

漂泊者: 今のはツバキ?いや違う……

漂泊者: ここは星図せいずの中で「花娘はなむすめ」の情報が保管されている空間。だから、再現された過去の一節か。

前から「花娘」の声が聞こえた

「花娘」: また……ここに戻って来るなんて……

「花娘」: こんなとこ、なんの思い入れもないのに……

「花娘」: ぐっ!体が、もう持たない……うっ……はやく、寝処を探さないと……

「花娘」の虚影に付いていく

漂泊者: ……ツバキの影が消えた。

漂泊者: 「記憶を閉ざし」「ここに戻った」……ここは20年前のあの洞窟ということか。

漂泊者: 選択……ツバキは俺の選択のせいで、自分の記憶を閉ざしたのだろうか?

ベアドレット: ……(ノイズ)……花持ち……聞こえる?

漂泊者:

ベアドレット: 予想外のことが起きている。一度、星図せいずから脱出させるよ!

洞窟が暗闇に満ち、体が星の海から離れ、あなたは現実に戻った。

ベアドレット: 漂泊者……すまない、私の判断ミスだ。あの星図せいずは私が思っていたよりずっと厄介なものだ。

漂泊者:

ベアドレット: ツバキはまだあの星図せいずの内部にいる。

ベアドレット: あの星図せいずは彼女を誘導し、そして星の海の奥へ沈んだ——だから、あなたは進めなかった。

ベアドレット: だが……ツバキが星図せいずのコアを見つけてくれたおかげで、星図せいずが逃げられなくなった。

ベアドレット: これから、あの星図せいずと対称になるコピーを作る。それがあれば、さっき通れなかった場所を通過できるはずだ。

漂泊者:

ベアドレット: 星図せいずはあらゆる場面を再現する。だから、それが見せた過去に相応しいノードを見つけてワープする必要があるんだ。

ベアドレット: だが、元の星図せいずにエラーがあるから、一度のワープだけでは目的地に行けないだろう。

ベアドレット: これから複数回のワープをする必要がある。漂泊者、どうか気を付けて!

星の海に潜って異常星図を回収する

1つ目の到着地点を探索する

クリリと会話する

(クリリが歩き回って、急いで何かを伝えようとしている。)

クリリ: 指導者サマ、オーバークロック共鳴者「花娘はなむすめ」は拘束を破り、治療ポッドから脱出していマス。

クリリ: 目標の現在位置は……現在位置は……

漂泊者:

クリリ: 前方の部屋にいマス。回復には指導者サマによる干渉が必要と判断していマス。至急、目標を治療ポッドに戻すようにお願いしマス。

クリリ: 花娘はなむすめ」は現在危険な状態にありマス。不安定な精神、言語野の障害を検出、自制心も低下しておりマス。黒海岸ブラックショアの施設を破壊する恐れがありマス。

クリリ: それに、指導者サマが検索した落香村らっこうむらの住民の状況につきマシテハ、全員の死亡を確認しておりマス。

クリリ: 遭難信号の受信から現場に到着するまでの間に、状況が悪化しまシタ。間に合いませんデシタ。

漂泊者:

漂泊者: (記録では、生存者があったとのことだった。でも、この世界の落香村らっこうむらはツバキ以外に生存者がいない。

漂泊者: (ここは本来の歴史とずれている。)

漂泊者:

クリリ: 時間……半月前。

クリリ: 指導者サマ、指導者サマ、指導者サマ……

クリリ: 至急、「花娘はなむすめ」の精神を安定させてクダサイ。重度オーバークロックは長く続くほど、体にもたらす負担とダメージも大きくなりマス。

ロボットは近くの扉を見つめた。

ドアを調べる

漂泊者: 鍵がかかっている……オーバークロックになったツバキが、セキュリティシステムを壊したのだろうか?

漂泊者: まずは、損傷したシステムを元に戻そう。

扉に蔓延る蔓を破壊する

部屋に入る

漂泊者: 植物の変異がこんなに……オーバークロックがかなりひどいみたいだ……

オーバークロック状態のツバキを探す

ツバキ: ……

ツバキ: あな、た、が……

ツバキ: 私を、縛る……がぁあああっ——あああっ……!

ツバキ: たくさんの、声が……ノイズが……!

ツバキ: ……苦しい。

漂泊者:

ツバキ: あ……頭が、痛い。体も……

ツバキ: 落香村らっこうむらは……?

ツバキ: そう……終わった、のね……

ツバキ: 貴方は、私を、倒した。

ツバキ: もっと前に……貴方に会った、気が、する……

ツバキ: こ、れ……

ツバキ: ……あげ、る……

次の地点に行く

漂泊者: ツバキが……消えた?あれが新しいノードに繋がるポータル?

漂泊者: 花娘はなむすめ」は重度のオーバークロックで精神が壊れて、言語機能も衰退していた……じゃあ俺の知っているあのツバキは……

2つ目の到着地点を探索する

漂泊者: ここは……黒海岸ブラックショアの地上?

漂泊者: 辺りを調べてみよう。

海岸を調べる

ブラックショア庭師と会話する

ツバキ: あっ、やっぱりいた!

ツバキ: ここが黒海岸ブラックショアって聞いて来てみたけど、やっぱり来て正解だった!

漂泊者:

ツバキ: 私はツバキ。「花娘はなむすめ」って呼んでもいいよ。落香村らっこうむらのみんながそう呼んでるの。

ツバキ: 前会った時、貴方、すごく急いでて、話しかけるタイミングがなくて……

ツバキ: なんか残念だなって思って、1人で探しに来たんだ。

漂泊者: 落香村らっこうむらの状況は……

ツバキ: 負傷者は他の地域に移動した。殆どの人が無事だったよ。これも貴方がはやく来てくれたおかげ。

漂泊者: (殆どの人が無事……ここも俺が知ってる歴史と違う。)

漂泊者: (でも……状況こそ違うけど、俺はどの世界でもツバキと出会っているようだ。)

ツバキ: 貴方が黒海岸ブラックショアの指導者、だよね?えっと……

ツバキ: その……

ツバキ: 上陸する許可はもらってないんだけど……お願い、許して!今は共鳴能力もあるし、何か手伝うから!

漂泊者:

ツバキ: えっと……わからない。

ツバキ: この前村に来た協力者の話によると、私はとっくに共鳴能力に目覚めてるっていうラベル測定の結果が出てるんだって。でも、村にいた時は気づかなかった。

ツバキ: ……それに、村に来る前のことも覚えてないし。

漂泊者:

ツバキ: うん。私、ある秋の朝に、湖の近くの森に突然現れたんだって。村の人が言ってた。

ツバキ: でも、私にはそれ以前の記憶も、行くあてもない……だから、村に住まわせてもらってるの。

ツバキ: お願い、このまま黒海岸ブラックショアにいさせて?私……貴方の花持ちになりたい。

漂泊者:

ツバキ: う……

漂泊者: でも、テストに合格すれば話は別。黒海岸ブラックショアは世界を守ろうとする人を拒まない。

ツバキ: ホント!?よかった……そうだ、名前、教えてよ。

漂泊者:

ツバキ: ありがと。いい名前だね。絶対忘れない。

ツバキ: 嬉しいな。本当にとっても嬉しい……蔓までふわふわになってきちゃう……

ツバキ: ……でも、なんかちょっと変な感じも……ちゃんと話すのは初めてなのに……

ツバキ: その名前、どこかで聞いたことがあるような……

ツバキ: 見て、これが私の共鳴能力……みんなに自慢してるんだ。

ツバキ: 貴方と色んなところを巡って、貴方みたいな強い人の生き方をこの目で見届けたい。

ツバキ: この花、あげるよ。これからよろしくね。

次の地点に行く

漂泊者:

ツバキ: あ、来たんだ。

ツバキ: 仕事、終わったんだね。それじゃ、少しお喋りしようか。

ツバキ: 最近は大人しくしてるよ。言われた通りね。トラブルも起こしてないし、変な場所にも行ってない。

クリリ: 指導者サマ、報告。落香村らっこうむら、インフラ、破損、重度。再建の難易度、高いと判定。再評定が必要デ——

ツバキ: 空気の読めないやつ。私と漂泊者の時間を邪魔するなんて。

ツバキ: 落香村らっこうむらでのこと、教えてあげるよ。私、当事者だし。

ツバキ: 残像潮ざんぞうちょうの侵攻から……もう数ヶ月が経った。

ツバキ: あの時、私はオーバークロックのせいで花の木になってた。でも、あんな残像ざんぞうたち敵じゃないよ。みんな洞窟に閉じ込めてやった。

漂泊者: (クリリのレコードでは、ツバキが発見されたのは、地下の洞窟だった。どうやら今回は正しいノードに来たようだ。)

漂泊者:

ツバキ: 気になる?私が花の木になってから村の外に投げてやったわ。どうせあそこにいても死を待つだけだからね。

ツバキ: まあ、私が助けられたのは、ほんの一部だけ。でも、あの人たちは、ちゃんと貴方を私のもとまで案内してくれた。

ツバキ: それは意外だったかな。怖気づいて、とっくに逃げてると思ったから。

ツバキ: 私、そんな弱い人たちには興味ないの……今回は村に住まわせてもらった借りを返しただけ。

漂泊者:

ツバキ: ……あはははっ!そんな甘い考えを持ってるなんて、可愛い人。

ツバキ: 私は思ったままのことを話しただけ。弱いやつらに構う暇なんてない。

ツバキ: 私が植物に変異してた時、何もできなかった……笑えるほど無様だった。

ツバキ: 貴方は私をオーバークロックから救い出してくれた恩人……一応、礼を言っておくよ。

ツバキ: 落香村らっこうむらに来る前のことはもう覚えてないけど、貴方は私が唯一興奮する相手……

ツバキ: どう?私を花持ちにする気はない?私を野放しにしたら、何をするかわからないよ。

漂泊者:

漂泊者:

ツバキ: でしょ?なら、私を花持ちにした方がソラリスのためになるし、厄介事も減る。

ツバキ: まあ、ラベル測定を受けた時、オーバークロックになりやすい体質だって言われたのも事実なんだけどね……

ツバキ: 今は大丈夫でも、いつか感情が昂って制御を失ったり、力に飲み込まれるかもしれない……

ツバキ: でも、それも運命!運命が私たちを引きあわせてくれた。なら私は、良い運命も悪い運命も、受け入れる。

ツバキ: 貴方に惹かれたことも、運命の贈り物も略奪も……私はすべて受け入れる。

ツバキ: ねえ、知ってる?植物の中には、大きな木に自分の蔓を這わせる子がいるんだ。本来その木が浴びるべき日の光を自分のものにするために。

ツバキ: そういう植物はね……自分の体で覆うその木のすべてを……自分のものにしたいと思ってる。

ツバキ: これからは一緒にいる時間も多くなるし……じっくり、たっぷり、私と遊べるね。

ツバキ: だから、この花をあげるね。私の大切な……

ベアドレット: 正しいノードを見つけた!ワープを開始する——

ツバキ: ふん、ムカつく星図せいず。遠回りさせられたうえに、罠にはめてくるなんて。

ツバキ: でも、あいつのコアもここに閉じ込めてやった。もうどこにも逃げられない。奥まで行けば、仕留められる。

ツバキ: 漂泊者とはぐれたのは、ちょっと残念だったけどね……

ツバキ: それにしても、ここに来るまでに見た世界、面白かったなあ。漂泊者にも見てもらいたいなあ。

ツバキ: 十数年前のあの時、黒海岸ブラックショアに戻って、もう一度花持ちになるような選択をしなかったら……

ツバキ: ……そこから無数の可能性が生まれていた!名もなき旅人の私も、残星組織フラクトシデスの一員になった私も、必ず漂泊者と出会っていた!

「花娘」: 私は自分の記憶を閉ざし、過去を空白にした。

「花娘」: ……これは本当に正しい選択だったの?

ツバキ: これは……私?

ツバキ: あ、そうか。「花娘はなむすめ」の情報が保管されている星図せいずだもんね……じゃあ、これは私が経験した過去。

ツバキ: 記憶を閉ざしたってことは……ここは私が最初に目覚めた洞窟。

ツバキ: つまり、これが「花娘はなむすめ」が記憶を閉ざす前に見た最後の景色。

「花娘」: でも、漂泊者は自分の選択を示した。なら、私もそうしなければならない。

「花娘」: ふん、こんなくだらない生き方なら、死んだ方がずっとマシ。

ツバキ: ……漂泊者?私は前から漂泊者を知っていた?

ツバキ: あはははっ!やっぱり、漂泊者と一緒にいると本当に退屈しないね!ついていってみよう。

奥へ進む

ツバキ: それと、あの力も使うべきじゃなさそうだね。今、オーバークロックになったら、漂泊者に勝てなくなっちゃうかもしれないし。

花の種を拾う

ツバキ: 台座にあるのは……種?

花の種でゲートを開く

ツバキ: ふふん、思った通りだ~

ツバキ: あの花は種を求めてる……種を置けば、扉が開くはず。

花の種を拾う

ツバキ: 種が隠された道を創り出した。やっぱり、この空間は創造者に背いて私を助けようとしてる。

花の種でゲートを開く

前へ進む

「一日花」を使って茨を除去する

このまま進む

ツバキ: あれが「花娘はなむすめ」の幻影……

ツバキ: ふふっ……それが「貴方の最後」なら、私にも聞かせてよ。

ツバキ: 貴方が……貴方の記憶を消した理由を。

「花娘」に近づく

「花娘」を探す

「花娘」の虚影に触れる

「花娘」: 結局あの人は……最後にこの道を選んだ。

「花娘」: 確かに私は、あの人の過去も黒海岸ブラックショアのことも知ろうとしなかった。

「花娘」: だって、そんなこと知っても、何にもならないから。私は、ただ貴方と一緒にいるだけで幸せだったから。

「花娘」: でも、漂泊者は黒海岸ブラックショアを離れようとしている……しかも、自分の記憶を捨てて……

「花娘」: これが……「より良い結果」なの……?

「花娘」: 黒海岸ブラックショアが求める「より良い結果」はソラリスを救うこと……

「花娘」: ……ほんっとにくだらない。

「花娘」: どうしてあの人を奪うの!?私の唯一のお気に入りで、大切な遊び相手なのに!

「花娘」: よりにもよって、なんであの人が……なんで……

ツバキ: えっと……これが「私」の過去?「私」がこんなに感傷的になってるなんて……変なの。

ツバキ: でも、他の世界を見て予想はついてたけど、やっぱり漂泊者が黒海岸ブラックショアの指導者だったんだね。

「花娘」を探す

「花娘」の虚影に触れる

「花娘」: ラベル測定の結果が日に日に悪くなってる……医者からも、ショアキーパーからも戦うなって言われた。

「花娘」: ……あの人たちを否定するつもりはないけど……私のことを一番知ってるのは私。

「花娘」: これは根本から治さないと意味がない。制御できないこの感情がなくならない限り……

「花娘」: 最近、落香村らっこうむらに来るまでのことをよく思い出す……

「花娘」: あの村で漂泊者と出会ったのは、運命の祝福……?それとも、私を縛る呪い……?

「花娘」: もう、過去の思い出なんてどうでもいい。何かを思い返すだけオーバークロックが酷くなる。

「花娘」: 漂泊者がいなくなった。私は、待つべきかどうかもわからない。

「花娘」: もし、あの時私が死んでいたら……?

「花娘」: もし、漂泊者に出会わなかったら……?

ツバキ: 死……それはただの終わりで、それ以上でも以下でもない……無意味な発想。

ツバキ: 孤独……死……そんなことを気にするなんて……ちっとも私らしくない。

残像のデータを倒す

前へ進む

奥へ進む

花の種で進む道を見つける

前へ進む

プラットフォームを回して新しい道を作る

前へ進む

花の種でゲートを開く

ツバキ: なんか、変……胸が苦しい……?

ツバキ: ここの空気に当てられて、体も感情もおかしくなってる……

ツバキ: この星図せいずのせいか……はやくアイツを仕留めないと……

前へ進む

残像のデータを倒す

「花娘」に近づく

「花娘」を探す

「花娘」の虚影に触れる

「花娘」: 治療を続ければ、かろうじて生きることはできる。

「花娘」: でも……オーバークロックの治療を繰り返せば、この体はどんどん壊れていく……

「花娘」: 体力も精神も、そしてこの力も、次第に消える……

「花娘」: 漂泊者が戻って来た時、私がそんな状態だったら……きっと私は必要とされない。

「花娘」: もう自我すら保てない。漂泊者から同情されるなんて嫌……

「花娘」: そんな生き方をするぐらいなら、いっそ死んでやる!

「花娘」: 「私」がそんな情けない弱者に成り下がるなんて……許さない!

ツバキ: ぐっ……まずい……ここのせいなの?また、体が……

ツバキ: あははっ!いつもオーバークロックに足を引っ張られるなんて……くっ……!

「花娘」を探す

「花娘」の虚影に触れる

「花娘」: ……そろそろ時間ね。私は黒海岸ブラックショアを出て、漂泊者と出会った場所に向かう。そして、この縁を終わりにする。

「花娘」: 彼からもらったこのブレスレットは……ここに残しておこう。

「花娘」: もう私は、思い出に浸るなんてことはしない。

「花娘」: オーバークロックを抑制する方法は……もう一つある。

「花娘」: オーバークロックの根本の原因は感情の暴走。そして、私の感情を揺さぶっているのは、これまでの記憶。だから私は、それを捨てればいい。

「花娘」: 私だって……漂泊者と同じ道を選ぶことはできる。

「花娘」: 私の本能……これはあの人からもらった贈り物。これだけは捨てちゃダメ。

「花娘」: 私は、この本能があって初めて私になる。

「花娘」: 花が水を求め、獣が血肉に飢えるように……

「花娘」: 例え記憶という抜け殻をなくしたとしても、私の本能はあの人を追う。

「花娘」: いつか再会を果たした時、変わらない関係でいたい……だから、私は自由に生きてやる!

ツバキ: まあ……その選択は、私も正しいと思うよ。

ツバキ: ゲホッゲホッ!私の最期は……欲望と本能に身を委ね、咲き乱れたまま……

奥へ進む

花の種で進む道を見つける

花の種でゲートを開く

ツバキ: ……目が、霞む……前が見えない……

ツバキ: あと少しなのに……こんなの、嫌だ……

前へ進む

星図のコアを倒す

心の闇: アハハハッ、可愛い小鳥ちゃん。とっとと堕ちちゃいなよ——!

心の闇: それはあなたの力、どうして拒むの?

ツバキ: ……私は、溺れるつもりはない。

ツバキ: この煩い小鳥を一緒に始末しちゃお?

ツバキ: あぁ……貴方と一緒に戦うの、とっても楽しい。鼓動、脈、周波数しゅうはすう……貴方の全てが私を狂わせる!

ツバキ: こいつ、弱すぎ。まだまだ遊び足りないのに……

ツバキは弱々しい笑顔を浮かべていたが、星図せいずでの冒険を楽しそうに語ってくれた。

ツバキ: 漂泊者、私とはぐれた後どこにいたの?どうやってここを見つけたの?

漂泊者:

ツバキ: 貴方も「違う」私たち……私たちの「違う」可能性を見たの?

ツバキ: ふふっ、やっぱり……漂泊者、貴方はあの黒海岸ブラックショアの指導者だったんだね。

漂泊者:

ツバキ: 今州城こんしゅうじょう外で貴方を見つけた時、懐かしい気持ちになった……

ツバキ: ……おかえり、漂泊者。また会えて嬉しい。

ツバキ: 私も面白いことを知ったよ。私は十数年前に洞窟で目覚めて、ソラリスを放浪した後、黒海岸ブラックショアに戻った。

ツバキ: それに、世界の異なる可能性も見た。些細な歴史のズレが生み出した、全く違う未来を。

ツバキ: でも、どんな世界であっても、貴方は私を助ける……私たちの出会いは運命にだって邪魔されない。

ツバキ: 例え、どんな未来が訪れようとも、私と貴方の出会いは果たされる。

ツバキ: 貴方は、私の運命の種で……唯一のお気に入りだから。

ツバキ: 今回オーバークロックを抑えられたのは貴方のおかげ。でも、もうこんなヘマはしない。

ツバキ: 貴方にこんな姿、見せたくないからね~

漂泊者: さっき擬態コアを倒したから、この星図せいずは当分行動できないはず。

漂泊者: 帰ろ。座標をベアドレットに伝えたら、この任務は終わり。

ツバキ: あとの時間は……私にちょうだい?

漂泊者: 何をするの?

ツバキ: それは……後で教える。

星の海を出る

星図を提出する

ベアドレット: おかえり!無事でよかった。本当にお疲れ様。

ツバキ: 私と漂泊者だよ?あんな星図せいず、楽勝に決まってるじゃん。

漂泊者: 座標は受け取った?

ベアドレット: ああ。後のことは任せてくれ。

ベアドレット: そうだ、ツバキ。ショアキーパーから伝言だ。後で治療ポッドに行ってあげて。

ツバキ: えー、別にもう体は大丈夫なのに……わかったよ。ホントに心配性だな、あの人。

ツバキ: でも、ブレスレットを取っといてくれたのはあの人だし……仕方ないか。

ツバキ: じゃ、漂泊者、行こっか。

漂泊者:

ツバキ: そうだね……地上に行こう。ヴェイルド岩、始まりの場所に。

ヴェイルド岩に向かう

ツバキ: 痕跡を探してる時に写真を見つけたでしょ?あれを見て思ったんだ。

ツバキ: 形になる物を残すのはいいことだって。だから、私のこと、撮ってほしいな。

ツバキ: 昔は私たちのことを記録してくれる人がいたけど、これからは自分たちでやるしかないからね。

ツバキ: これは……私たちの証。

ツバキ: 記憶よりも鮮明な、刻まれた一瞬。

ツバキ: とっても強い黒海岸ブラックショアの指導者サマなら、これくらい簡単でしょ?

ツバキについて行く

ツバキの写真を撮る

カメラでツバキの写真を撮る

ツバキ: 漂泊者、ファインダー越しの私もちゃんと見て!

ツバキについて行く

ツバキの写真を撮る

カメラでツバキの写真を撮る

ツバキ: 上出来……私もコピーして大切に保管するね~

ツバキについて行く

ツバキとツーショットを撮る

ツバキ: 素敵な構図……もしかして、写真撮るの得意なの?ふふっ……

ツバキについて行く

ツバキ: 漂泊者、あのブレスレットは持ってる?

ツバキ: それは貴方が持ってて。貴方には……私をもっと身近に感じていてほしいから。

ツバキ: 私たちは秘密の過去を持ってる。でも、これはその過去を証明してくれるもの。

漂泊者: このブレスレットは一体……?

ツバキ: ふふっ、これはね……元の機能を失ったプレゼント。

ツバキ: 最初はラベルスペクトルを観測し、オーバークロックを事前に知らせるための装置だった。

ツバキ: でも、今の私には、もう用済み。だって、私は強いから。

ツバキ: 今回みたいなことがない限り、私が負けることはない。

ツバキ: 今回の一件を通して色んなことを知った。思ってたよりずっと面白かったけど……まぁ、これ以上深入りする気はないかな。

漂泊者:

ツバキ: 私は今のままがいい。記憶を取り戻したところで、どうせ治療ポッド送りにされるし。

ツバキ: 私は「私」を信じてみるよ。「私」が記憶を封じたのにも、それなりの理由がある……

ツバキ: その理由が貴方の記憶に関係してるなら、いつか思い出す日が来るかもしれない。

ツバキ: それに……記憶がなくたって、私たちには関係ない。

ツバキ: だって、こうしてまた出会えたんだから。

ツバキ: きっとこれから、もっと面白くて楽しいゲームが、私たちを待ってる。

ツバキ: もう昨日は終わった。だから私は、今この瞬間を楽しんで、これから訪れる明日を想像する。

ツバキ: ……そういえば、私も聞きたいことがあるんだった。

ツバキ: 漂泊者、貴方は——記憶を失って、新たな道を歩む貴方は……今を楽しんでる?

漂泊者:

ツバキ: よかった。私も楽しいんだ、貴方と踊る遊ぶ一分一秒が!

ツバキ: それじゃあ、こうしよっか——世界を救うのに疲れたら、私が貴方を攫ってあげる。そしたら2人で遠くに逃げちゃおう!

ツバキ: ふふっ、私と同じだね。私が一緒だから大丈夫だよ。だって、答えよりも、答えまでの過程の方がずっと面白いもん。

ツバキ: ここは……私が最初に上陸した場所で、すべてが始まった場所。ここの真下にはあの星空があって、テティスシステムがある。

ツバキ: この世のあらゆる事象を記録してるテティスシステム……無数の可能性がその中で湧いては、渦巻き、死んでいく……

ツバキ: でも、その無数の可能性の中で、私たちは出会う。

ツバキ: 星の海が示すすべての道がそこに収束するなら——

ツバキ: 私たちが出会わない宇宙はもう滅んじゃってて……私たちが出会ったこの世界しか残ってないのかも。

ツバキ: もし、この宇宙が花だったとしたら……

ツバキ: ……ここは種を育てる者にとって、完璧な世界なんだね。

ツバキ: やっぱり、ここの風って気持ちいい~

ツバキ: それに、水面が波に揺れてきらめいて、とっても素敵。

ツバキ: ふふ……きっと、昔の私たちもここで風に吹かれながら夜景を眺めていたんじゃないかな。

ツバキ: こうやって、ずっと……