岸の最果てまで
過去は潮騒に身を隠し、未来の行方を知ることはできない。乗霄山で得た手掛かりは、海の向こうにある島、黒海岸を指している。その時、あなたは秧秧からの連絡を受けた。彼女によれば、今州に滞在している花持ちが帰来の港にいるようだ……
帰来の港で秧秧と合流する
???: うわ、こんなとこで夜帰をお目にかかるとは……
秧秧(ヤンヤン): あ!漂泊者さん!来てくれたんですね。
???: ああ、あんたが漂泊者ね!お噂はかねがね聞いてるよ。
秧秧(ヤンヤン): こちらは今州城 の 釉瑚さんです。陳皮さんと同じ、骨董の専門家なんですよ。
釉瑚(ユウゴ): ふふん、その通り!
漂泊者:
釉瑚(ユウゴ): 何って、そりゃお宝の手がかりを探してるに決まってるじゃん!乗霄山の往来の再開後、師匠とあたしは乗霄山由来の品が出回り始めたのに気づいたんだ……
釉瑚(ユウゴ): その内のほとんどは稷廷の古物。でも中には、乗霄山の物とは思えない来歴不明の品もあった。
釉瑚(ユウゴ): そこで……
漂泊者:
釉瑚(ユウゴ): 帰来の港が出どころじゃないかって、あたしは考えたわけよ!
漂泊者:
秧秧(ヤンヤン): 以前、過去の手がかりを探しに、黒海岸へ行きたいと言っていましたよね。それで、漂泊者さんもお誘いしようと思って。
秧秧(ヤンヤン): 北落野原の戦いの後、黒海岸のメンバーは次々に今州から撤収していきました。ですが数日前、彼らから「帰来の港で環境モニタリングを行いたい」と夜帰軍に申請があったんです。
秧秧(ヤンヤン): ですので、この機会に話を聞いてみるのもいいかもしれないと思って……
漂泊者:
秧秧(ヤンヤン): えっ!?
秧秧(ヤンヤン): 漂泊者さんが、以前そのようにお話ししていたので……
釉瑚(ユウゴ): にししっ、こんなに気に掛けてるなんて、秧秧はあんたに気があるんじゃない?
秧秧(ヤンヤン): わ、私はただ、漂泊者さんにとって大切なことなんじゃないかと……
釉瑚(ユウゴ): はいはい、冗談だよ冗談。つまり、漂泊者も黒海岸のメンバーを探してるってことでいいんだよね?
漂泊者:
釉瑚(ユウゴ): それなら、あたしも一緒に行ってあげよっか?
釉瑚(ユウゴ): あたしが直々に、あんたたちの旅を守ってやろうじゃないの!名高い漂泊者とプロの鑑定士たるこのあたしが揃えば、帰来の港もなんのその!
漂泊者:
釉瑚(ユウゴ): これは新たな冒険の始まり。なんとなくそんな気がするんだよ。
秧秧(ヤンヤン): 漂泊者さんもいらしたことですし、まずはあちらの黒海岸の花持ちの方に話を聞いてみましょう。
黒海岸の研究員を探す
ブラックショアメンバー: このパラメータに問題が起こるはずないのになぁ。信号も返ってこないし、どうなってんのこれ……
漂泊者:
ブラックショアメンバー: そうだよ、何か用?今忙し……
ブラックショアメンバー: って、うぇっ!?君まさか……アールトに招待された人?
漂泊者:
ブラックショアメンバー: うわあぁ!ごめんごめん!
ブラックショアメンバー: うん……金色の瞳に黒い花、間違いないね!
ニーア: あたしはニーア、黒海岸の花持ち。それにしても驚いたよ。まさかこんな所で会えるなんて……
ニーア: あのさ、図々しいかもだけど……君に手伝って欲しいことがあるんだ!同僚として、お願い!
漂泊者:
ニーア: そうなの!?アンコが言うには、君が黒海岸の仲間になる日も近いって……
漂泊者:
ニーア: あたしたち、ここでパラメータの異常値を計測してるんだ。この辺りに問題のある周波数が潜んでて、それを黒海岸に持って帰らなくちゃいけないの。
ニーア: 帰来の港が滅びたのも悲鳴のせいだし、このまま異常周波数を放置したら、また新たな悲鳴が生まれるかもしれない……
漂泊者:
ニーア: うん……それで、テティスシステムがあたしたちに指令を出したんだ。今は一刻も早く周波数を分析して、この問題を解決しないと。
ニーア: ただ、データ収容員が異常周波数の位置情報を送ってくれたんだけど……
ニーア: そのあと連絡が途絶えちゃったの……嫌な予感がするんだ。でも、ここには必ず誰かいなくちゃいけないから、離れられなくて。
ニーア: だから、代わりに様子を見に行ってくれないかな?
ニーア: 手に負えなそうだったら、今州の公的機関に連絡すればいいから。
秧秧(ヤンヤン): まさか、それほど深刻な事態だったなんて……
ニーア: 大丈夫、まだ最悪じゃない。テティスシステムの警報を受けて、事前に食い止められるのが一番だからね。
秧秧(ヤンヤン): 漂泊者さん。私、この方のおっしゃる件について調査したいと思います。
秧秧(ヤンヤン): 夜帰の踏白として、この地の安全を守るのも私の役目ですから。
漂泊者:
ニーア: 良かった、夜帰の人もいるんだ!じゃあ、異常周波数の位置情報を共有するね。
漂泊者:
ニーア: 過去の残響……或いはソノラが宿る物、と言ったところかな。
ニーア: ソラリスにおいて、周波数は何にでもなり得る。ただ、この周波数は重力に関係するものだって断言できるね。
ニーア: まるで重力源みたいに、近づくと重力の異常を感じるの。だから、異常周波数かどうかはそれで識別できるよ。
ニーア: 上手く周波数を持ち帰れたらいいんだけど……調査中に危険を感じたら、すぐに引き返してね。みんなの安全が第一だから!
ニーア: 君たちが戻ってきたら、すぐに黒海岸に帰ってテティスシステムに報告を……あ、そうだ!君、まだ黒海岸に行ったことないんだっけ?
漂泊者:
ニーア: じゃあ、戻ってきたら一緒に黒海岸へ行こっか!
指定座標に向かう
秧秧(ヤンヤン): 下の方から残像の気配を感じます……
釉瑚(ユウゴ): どうせ雑魚でしょ?余裕だって。
秧秧(ヤンヤン): 気をつけてください……この残像、何だか様子がおかしいです。
異常残像を調べる
変わった残像に近づく
謎の残像: ……早く……逃げて……
謎の残像: 建物が倒れた……
謎の残像: ……ここから……動けない……
ぼやけた人影: 『最終防衛兵器』特典付きディスクの発売日は明日……
ぼやけた人影: なのに給料日は来週だ、くそっ……
ぼやけた人影: ママ、次の電車はいつ来るの?
ぼやけた人影: 10分後だから、もうすぐよ。
ぼやけた人影: じいじとばあばが美味しいご飯を作って待ってるからね……
ぼやけた人影: あいつらは視野が狭すぎる。足元ばかり見て、多くを知ろうとしない。
ぼやけた人影: ああいう人間は、いずれ時代に置いて行かれるだろうな。
ぼやけた人影: おや、おかしいな……懐中時計がないぞ?
ぼやけた人影: ああ、昨日修理に出したんだったか……
ぼやけた人影: 昨日のことなのに、もう忘れてしまうとは。
指定座標に向かう
釉瑚(ユウゴ): これは……
秧秧(ヤンヤン): 早く助けないと!
秧秧(ヤンヤン): もう……手遅れのようです。
釉瑚(ユウゴ): こいつらが、あの花持ちが言ってた収容員……?
秧秧(ヤンヤン): ここで、一体何があったのでしょうか……
???: ……ようこそ。
???: 群星の調律者、漂泊者。私たちは、あなたが来るのをずっと待っていた。
漂泊者:
???: 私たち……ええ、私たち。
???: あなたが探している重力源は、私たち。
???: 残された時間は、あとわずか……。フォード、そう、私の名前はフォードよ。
???: これは私の……黒海岸の花持ちとしての名前……
漂泊者:
???: ――あの人たちだけじゃない、他にもたくさんいる。男性、女性、お年寄り、子供。
???: 私たちの「悲鳴」は聞こえた?
???: 思い出して、全部、全部思い出して……
???: 思い出して、あなたの過去……捨て去った記憶……黒海岸の一員としての日々……
???: あなたとの……約束……未来への……
???: 「救済者が果たすべき責務、それは誰もが救済を必要としない世界の完成」
???: だ、駄目!あなたを吸収するなんて、そんなの絶対に駄目……
???: 逃げて!早く逃げて!漂泊者!
???: その少女から、あなたはきっとたどり着く……
???: 彼女の持つ……
釉瑚(ユウゴ): うぇ?あたしが何だって??
秧秧(ヤンヤン): 消えた……?漂泊者さん!むやみに近づかないでください!
漂泊者:
秧秧(ヤンヤン): あそこに残された周波数は非常に乱れていて……危険な気配を感じます。
釉瑚(ユウゴ): おわっ!なになに、いきなりキラキラ光り始めたんだけど!?
釉瑚(ユウゴ): あっ、これ、やっぱり黒海岸のものだったんだ!漂泊者、ほら見て!
神秘的にまたたくその古物には、まるで周波数が宿っているかのようだった。
釉瑚(ユウゴ): あたしはこのお宝の手がかりを探しに来たの!黒海岸の物だとは思ってたけど、やっぱり師匠とあたしの目に狂いはなかったってことね!
秧秧(ヤンヤン): 漂泊者さん、おそらくあの異常周波数は、花持ちたちの死に関わっています。
秧秧(ヤンヤン): それが今、この古物に宿っているのかもしれません。黒海岸への強烈な執念を感じます……
秧秧(ヤンヤン): 先ほどの声は、漂泊者さんや帰来の港の滅亡についても触れていました。これは、簡単に解決できる問題ではなさそうです。
釉瑚(ユウゴ): とりあえず、あの花持ちのところに戻って状況を説明したら?こういうのは、黒海岸の方が詳しいでしょ。
漂泊者:
秧秧(ヤンヤン): 行きましょう、漂泊者さん。なんだか、嫌な予感がします。
秧秧(ヤンヤン): この一件……どうも一筋縄ではいかないようですね。
秧秧(ヤンヤン): 帰来の港には、私たちの知らない秘密がまだまだありそうです……
道中で秧秧はこの件について夜帰にも報告し、花持ち達の遺体をあるべき場所へ返すために手配し始めた……
周りを調べ、結果をニーアに報告する
橋の下を調べる
釉瑚(ユウゴ): うわああっ!!!
秧秧(ヤンヤン): ありがとう……
釉瑚(ユウゴ): う、上から!
???: お帰りなさい。
黒海岸に向かう
???: ……漂泊者……漂泊者……
???: やっと……戻ってきてくれた……
???: ここは終点であり、起点……
???: あなたがこの海岸へ戻ってくれるのなら……とても、嬉しい……
???: 瑝瓏、リナシータ……どこへ行こうとも、私はここで、あなたを待っている。
???: どれほど遠く離れても……この海岸で、ずっと……
洞窟を抜ける
洞窟の奥へ進む
洞窟の出口を探す
洞窟を出る
アブ: うへ~、やっと洞窟から抜け出せたな。
アブ: って、なんだこの濃い霧!これじゃ何も見えないぞ!
??: ここはヴェイルド岩、霧が濃くて当然さ……もしかして、俺をお探しかな?
アールト: んー……って、あれっ!?漂泊者!?
アールト: ほ、本物だよな?夢じゃないよな……まさか、ほんとに黒海岸に来てくれるなんて!
漂泊者:
アールト: その通り!歓迎するよ!
アールト: けど……君はどうやって黒海岸まで来たんだ?
アールトに先ほどの出来事を詳しく説明した……
アールト: 花持ちが犠牲になった!?……くそっ、思ったよりもヤバい状況みたいだな。
アールト: そのフォードって奴も、俺たち側の人間とは限らない。
アールト: っと、そうだ。骨董商から受け取ってたもの、見せてもらえるかな?
釉瑚がくれた古物をアールトに見せた……
アールト: へえ、乗霄山からこんなものが……
漂泊者:
アールト: 歳主を観測するために、黒海岸が世界中に設置したレジスタだね。各地の歳主に動きがあれば、すぐ察知できるようになってるんだ。
アールト: それがまさか、帰来の港で異常周波数を記録してくるとはね……
漂泊者:
アールト: ひょっとすると……テティスシステムが君を助けたのかもしれない。まあ、確証はないけどね。
アールト: 黒海岸に飛ばされてから今までで、なんか変わった出来事とかあった?
アールトに、海辺で出会った人物について話した……
アールト: 水色の人影……ショアキーパーかな?
漂泊者:
アールト: その昔、黒海岸の指導者を支えたという人物で、黒海岸の守護者でもある。おそらく、君が会ったのは彼女だろうな。
アールト: 古い文献には「黒海岸に最大の危機が迫る時、彼女は真の姿で現れ、伝説の指導者と共に再び黒海岸を導く」と記されている……黒海岸にとっては伝説的な存在だよ。
アールト: 彼女が君にそこまでするとは……それなりの理由がありそうだね。
アールト: ともかく、まずは花園に行ってみよう。君が手に入れたものをテティスシステムに取り込んで、帰来の港の異変を解決しなきゃね。
アールト: 花持ちに死傷者が出てるなら、事後処理をする人員の派遣も必要だな。
アールト: それと、君には他にも知りたいことが――
アールト: この揺れ、こんなとこまで影響が出てるのか……
アールト: どうやら、テティスシステムの故障が酷くなってるみたいだ。
アールト: 行こう。事は急を要する。他のことは道中で説明するよ。
黒海岸本部に向かう
釉瑚(ユウゴ): もしもーし!漂泊者?あんた大丈夫なの!?
釉瑚(ユウゴ): ずっとつながらないし、秧秧がすっごく心配してたんだから!
釉瑚(ユウゴ): あたしたち、帰来の港で襲われたあと、誰かに転送されたみたい。
釉瑚(ユウゴ): あたしは気づいたら今州城にいたんだ。
釉瑚(ユウゴ): あんたは?海のそばにいるの?
釉瑚(ユウゴ): ……
アールト: 通信が切れたか。まあ、よくあることさ。
アールト: 黒海岸は巨大な黒石の上に建っている。普通のデバイスは黒石の干渉を受けるからね。
アールト: 花園に着いたら、黒海岸の信号塔を使って返信してあげなよ。
アールト: 黒石の周波数から干渉を受けないのは、黒海岸製の信号塔だけだから。
データ回収のクーモニ(テティスターミナル)を探す
クーモニ: ククク……
クーモニ: アールト、また勝負しにきたンデスカ?言ったデショ、TR-1200のレトロゲームで、アナタに勝ち目はありマセンヨ!ククク……
漂泊者:
アールト: こいつらはテティスシステムとつながってて、声の周波数は俺たちの言葉に変換されてるんだ。ま、ロボットもある意味ひとつの種族と言えるのかもな。
アールト: テティスシステムってのは、スーパーコンピュータみたいなものだな。黒海岸がやってる悲鳴の観測や警報、そして解決は、全てテティスシステムの演算によって行われている。
アールト: で、こちらのお方は……黒海岸メンバーの活動経費を統括し、各地に設置したロボットの記録と管理を担当する……悪徳商人さ。
クーモニ: イヤハヤ、黒海岸のタメに懸命に働いているワタクシに、悪徳商人とは人聞きが悪いデスナ。
アールト: とまあ、冗談はさておき……
アールト: さっきの地震で黒石周波数の干渉が強まった気がするんだけど、地下との通信はまだ生きてる?
クーモニ: テティスシステムが存在する限り、地下との連絡が途絶えることはありマセンヨ。
アールト: それなら良かった。じゃ、漂泊者、データをクーモニに渡してやってくれ。
釉瑚からもらった古物を、目の前の奇妙なロボットに渡した……
クーモニ: ククク、新人デスカ?帰来の港の異常周波数を持ち帰るとは、なかなかやりマスナ。
アールト: どう?テティスシステムにデータは送れた?
クーモニ: モチロン、転送完了デス。
クーモニ: ソレニしても、今日のアールトは真面目で、らしくないデスナ……
アールト: ここ最近、テティスシステムがずっと不安定だ。クーモニも知ってるだろ。
アールト: 漂泊者が持って来た情報は、今のデータだけじゃない……俺たちが帰来の港に派遣した人が犠牲になったそうだ。
クーモニ: 犠牲になった、デスト!?
クーモニ: 帰来の港で、何が起きているというノデショウ……
アールト: そうだ、クーモニはテティスシステムのデータベースにアクセスできるよな?フォードって名前の花持ちについて記録がないか、調べてくれ。
アールト: そいつはおそらく、花持ちたちの死と何らかの関係がある。
漂泊者:
漂泊者:
クーモニ: 重力を操る能力の花持ちデスカ……テティスシステムには、ソノような共鳴者の記録も、フォードという花持ちの記録もありマセンネ。
クーモニ: そしてワタクシも、ソノような共鳴者がいるという情報を聞いたことがありマセン。
クーモニ: シェルコインを放出する共鳴者がいる確率の方が、まだ高いデショウナ。
漂泊者:
アールト: 世界は広いからな。歳主と共鳴する能力者がいるなら、シェルコインと共鳴するやつがいたっておかしくない!いや、いてほしい!
クーモニ: 実際にいたら、7:3の割合で山分けするのはどうデショウ?モチロン、ワタクシが7でアナタが3デス。
アールト: おいコラ、この悪徳商人め!
クーモニ: オット、忘れるところデシタ。
クーモニ: こちらをドウゾ!
クーモニが大金を差し出してきた……
漂泊者:
クーモニ: 黒海岸の各メンバーには、活動経費が与えられマス。使い切ったら、またワタクシのところへお越しクダサイ。
アールト: ちょっと!俺こんなにもらってないんだけど!?
クーモニ: ククク、ワタクシにゲームで負けた分のお金を差し引いていますカラネ!
クーモニ: アッ!ソウダ!おふたりとも、早めに花園へ行った方がいいと思いマスヨ。
クーモニ: 花持ちが犠牲になったノナラ、遺体を黒海岸が引き取らなければなりマセン。なので、モニカにも話を通した方がよいデショウ。
クーモニ: 警報も発令しないといけマセンシ、やることが山積み……イソガシイ、イソガシイ……
アールト: クーモニが言ったように、テティスシステムは今州に向けて、帰来の港の悲鳴警報を出すだろう。
アールト: それと、君が会ったフォードってやつだけど……まさかテティスシステムにも記録がないとはな。重力を操るような共鳴者を、黒海岸が見逃すはずがない。
アールト: 考えられるとすれば……
漂泊者:
アールト: 今は何とも言えないな。システムに情報がないなら、後は……
アールト: ……ひとまず花園へ行こうか。あの辺りは黒海岸のメンバーが多く集まる場所で、人事担当のモニカもそこにいるだろう。
人事担当のモニカを探す
モニカ: アールトさん?あら?こちらの方は……?
アールト: 彼は以前からうちに招待してた今州の共鳴者だよ。黒海岸に来たばかりなんだ。
モニカ: あ、あの鳴式との戦いで活躍された共鳴者様ですか!?やっと、やっとご本人にお会いできました……!
モニカ: コッ、コホン。すみません、私としたことが……自己紹介が遅くなりました。私はモニカ、黒海岸の庭師で、主に人事を担当しています。
モニカ: 本来ならば、私から黒海岸をご案内して差し上げるべきなのですが、今は人手不足で……本当に申し訳ありません。
アールト: モニカ、帰来の港の件は聞いてる?
モニカ: はい、今州から照会がありました。こちらからも、テティスシステムが引き続き帰来の港の悲鳴警報を出す可能性があると伝えてあります。
モニカ: 漂泊者様がお持ちくださったデータは、すでにテティスシステムに転送済みです。ですが、システムは今も不安定な状態が続いています。
アールト: 問題はまだ解決してないってことか。
モニカ: ええ。この事態を解決するには、まずテティスシステムの運用を正常に戻す必要があります。
モニカ: せめて安定させることができれば、問題の半分は解決したと言えるでしょう。
モニカ: 花持ちたちの犠牲は……決して無駄にはしません。
モニカ: 彼らが命をかけて位置情報をニーアに送り、そしてあなたがデータを持ち帰ってくれた。これがなければ、事態はさらに悪化していたでしょう。
アールト: で、今の状況は?
モニカ: あとはご覧の通り、テティスシステムのメンテナンスを行う準備を進めている状況です。
アールト: なるほどね……あ、そうそう、モニカは人事の管理者でしょ?フォードって名前に覚えはない?たぶん花持ちなんだけど。
モニカ: フォード?そうですね……そういった名前の花持ちはいないと思います。その方がどうかしたんですか?
モニカに帰来の港での出来事を話した……
モニカ: あの異常周波数と関わりがあるのですか……
アールト: もしかして、裏切り者とか?
モニカ: それは考えられません。そういったケースは黒海岸の歴史上稀ですし、いたとすれば記録に残されているはずです。
モニカ: テティスシステムにもデータがないんですよね?我々を惑わすための、敵対組織による工作では?
漂泊者:
モニカ: 過去に……?漂泊者様は少し前に招待リストに載ったばかりのはずですが……
アールト: まったく手がかりが掴めないな……とにかく、そいつのことを調べてくれないか?
モニカ: それはもちろん。黒海岸に関わることですし、全力で調査いたします。
モニカ: 仮に、その「人」自身が異常周波数の一部だとすれば、花持ちたちが犠牲になった原因は、その「彼女」……
漂泊者:
漂泊者:
アールト: ――しまった、データをテティスシステムへ転送しちまったぞ。ウィルスに感染させたようなもんじゃねえか!
モニカ: 危ない!
アールト: くそっ、ハメられるとはな……
モニカ: クーモニと地下の状況を確認してきます。テティスシステムを正常に戻さないと……!
モニカ: 漂泊者様、アールトさんと一緒に、花園のクーボット兄妹のところへ行ってくれませんか?
モニカ: 花園の調律装置も、守らなければいけません。
モニカ: 黒海岸に来て早々、こんなことに巻き込んでしまってすみません……
モニカ: 全てが解決したら、改めて漂泊者様のご加入をお祝いさせてくださいね。
信号塔を解放する
信号塔で通信を行う
秧秧(ヤンヤン): ……漂泊者さん!やっとつながった……
熾霞(シカ): んもー!!ビックリさせないでよね!!!
漂泊者:
秧秧(ヤンヤン): ご無事で何よりです……
漂泊者:
熾霞(シカ): あたしたちは、黒海岸からの警報を受けて、今州城の防衛をしてるよ。
秧秧(ヤンヤン): 夜帰軍も帰来の港に集結して、戒厳令をしく準備をしています。それと……
秧秧(ヤンヤン): 犠牲になった花持ちたちの遺体は……私たちで回収して、黒海岸に引き渡す予定です。
秧秧(ヤンヤン): 漂泊者さんにはまだ、黒海岸で探すものがたくさんありますよね。記憶、そして過去……
秧秧(ヤンヤン): この先、どんなことにめぐり合うかは分かりませんが、漂泊者さんが答えにたどり着けることを祈っています。
秧秧(ヤンヤン): どこへ向かおうとも……この今州に仲間がいることを、忘れないでくださいね。
花園の最上層に向かう
海に浮かぶ諸島は、ひっそりとした静けさに包まれている。
諸島はまるで意図的に円を描くように並び、中心にはぽっかりと空間が広がっている。
ロボットについてアールトに尋ねる(任意)
アールト: ん?どうした?
漂泊者:
アールト: できるに決まってるだろ。RPGって遊んだことあるか?あれと一緒。キャラクターそれぞれに設定があるみたいに、黒海岸のロボットにも役割があるんだ。
アールト: ちなみに、ロボットたちのキャラを設定してるのはテティスシステムなんだ。クーモニの「悪徳商人」みたいにね。
アールト: そのうち、めちゃくちゃ意気投合できるロボットが出てくるかもな。
アールト: さてと、準備ができたら、花園へ行ってモニカを探すぞ。
アールトに話を聞く(任意)
アールト: はぁ……
漂泊者:
アールト: ハメられるって、気分悪いよな……
アールト: 君が持ち帰ったデータを転送するだけの簡単な仕事だと思ったら、まさか罠が仕込まれてただなんて……
アールト: 俺たちは何と戦ってるんだ……?
漂泊者:
アールト: 黒海岸のあらゆる物事は、テティスシステムの演算のもと動いてる。テティスシステムを失った黒海岸なんて、使えない黒石みたいなものさ。
アールト: 君が求める真実も、テティスシステム無しでたどり着くのは難しいだろうね。
漂泊者:
アールト: うーん、俺やクーモニ、あのモニカだって、テティスシステムの最高権限は持ってない。俺たちが使えるのは、一部の機能だけなんだ。
アールト: もっと高い権限さえあれば、色々と調べられるのに……そうか、その手があった!
アールト: よし、花園のクーボット兄妹を探しに行こう。調律装置の安全も確かめないとな。
アールト: それと、今回は君が話を聞いてくれ。
漂泊者:
アールト: 君なら、テティスシステムからより多くの情報を引き出せるかもしれない。
アールト: ま、ほとんど勘みたいなものなんだけど……
アールト: 花園はすぐそこだ、行こう。
花園に入る
クーボット: お水をあげマショ、チョーロチョロ~
クーラント: ぐんぐん伸びて、キレイに咲いてネ……
クーボット: ヒャア!いきなり後ろから出てくるナンテ!
漂泊者:
クーボット: そうダヨ!庭師たるもの、お花たちをたっぷり可愛がらナイトネ!
クーラント: 水やりシテ、種まきシテ、剪定シテ、空気を入れ替えテ、太陽の光を浴びせるンダ!
漂泊者:
クーボット: 上ダヨ、上。あのピアノが調律装置なンダ。
クーラント: ソウソウ!植えるお花を1つ選んでネ。
漂泊者:
クーボット: 植、え、る、お、ハ、ナ!
クーボット: 黒海岸のメンバーには、ソレゾレ花園にお花を植えてもらってるンダ。みんな、だいたい故郷の花を選ぶヨ。
漂泊者:
クーボット: エット……アールトは木だったカナ?確か……金のなる木……
クーボット: アンコは、故郷の花ではなさそうダッタナ。
クーボット: ツバキ?たくさん植えてくれタヨ!数え切れないクライ……
クーラント: それで、アナタは故郷のどんな花を植えタイ?
漂泊者:
クーボット: ムム……故郷を離れて長いんダネ。だったら……黒花にスル?
漂泊者:
クーラント: 黒海岸のメンバーにとって、ここは家みたいナモノ。だから、黒花が故郷の花になるンダヨ。
漂泊者:
クーラント: フム……ムムム?
クーラント: そうイエバ、どこトナク見覚えが……クーボットも、そう思わナイ?
クーボット: ムム……言わレテみれば確かに、でも思い出せナイヤ……
クーボット: 応答ネガウ……応答ネガウ……ダメだ、システムに繋がらナイ。
クーボット: でも、テティスシステムはキミの顔に反応してるミタイ……
クーラント: ウワワワ!!!!
漂泊者:
クーラント: テティスシステムが……アレレ?キミのことを知ってイタノニ……突然データが消えタヨ……
クーラント: ク、クエエェ!?システムがここから離れろッテ……行こう、クーボット!クーモニを手伝ってあげナクチャ!
クーボット: わ、分かっタヨ……そ、それじゃマタネ!
テティスシステムの指令を受け、2体のロボットはそそくさと去っていった……
テティスシステムには、何か秘密があるようだ……
クーボットとクーラントがいなくなった以上、ひとまず調律装置を調べてみるしかない。
変わったピアノを調べる
ピアノが、ひとりでにメロディーを奏で続けている。
アブ: ん?お前、ピアノが弾けるのか?
漂泊者:
アブ: 勝手に演奏するピアノ~?黒海岸ってすごいとこだな!
漂泊者:
…………
自動で演奏するピアノは、あなたに反応しているようだ。
アブ: なあ、やっぱピアノ弾けるんだろ!
漂泊者:
…………
アブ: なんか、いいメロディだな!何て曲か知らないけど、我は好きだぞ!
漂泊者:
??: 音と周波数には、感情を込められる……
??: こうやって、自分自身の想いを音に乗せるんだ……
??: あなたにもできるはず。やってみて?
アブ: おーい、大丈夫か?
漂泊者:
アブ: 何かってなんだ?ここにはずっとお前しかいないぞ……?
アブ: うえええ、また地震かよ!
アブ: 一体何が起きてんだ!?おい、早くここから逃げるぞ!
花園を出て状況を確認する
アールト: お、聞こえる?
アールト: テティスの演算システムを固定させる安定アンカーの周波数が、急激に跳ね上がって、地下に保管されてた他の異常周波数が外に逃げ出したんだ。
アールト: 詳しい状況は担当者が分析してる。俺たちは今、応急処置に向かってるところだ。
アールト: 本来テティスシステムにデータとして記録されていたものが、黒海岸という巨大な黒石からエナジーを吸って実体化し、代わりに現実世界にあったものがデータに変わってしまう。
モニカ: クーモニと出会った時点で、漂泊者様の情報はテティスシステムに登録されています。ですので、漂泊者様は各地のロボットを操作して、散らばったデータを再転送し、安定アンカーを復元することができます。
モニカ: 私たちは、ヴェイルド岩の安定アンカーに向かっているところです。漂泊者様は、スプラウツの地の安定アンカーをお願いできますか?私たちの通信の中枢で、重要な場所なんです。
アールト: 俺はヴェイルド岩の修復を手伝いに行くからさ。後はよろしく、今州の大英雄!
アールト: おっと、今はこう言うべきかな。よろしく頼むぜ、相棒!
アブ: さっきお前が見た光景……これと何か関係あるんじゃないか?
アブ: ふあ~あ……眠いな~……
スプラウツの地に向かう
スプラウツの地の安定アンカーを修復する
スプラウツの地の安定アンカー修復完了
アストレアの目に向かう
アストレアの目の安定アンカーを修復する
アストレアの目の安定アンカー修復完了
移転異象所に向かう
モニカ: 移転異象所は、各地の残像の観測をもとに、悲鳴について推測を行う場所です。
モニカ: そこでは、残像に関するデータの保存、収集及び転送を行っています。
モニカ: ですので、現状では黒海岸で最も厄介な場所と言えるでしょう……検証用の残像の疑似データも、多く流出しています。
モニカ: クココを探すのなら、念のため、まずは移転異象所の管理人にお会いください。
移転異象所のデータセンターに向かう
異常残像を倒す
移転異象所の管理人を探す
稹堅(シンケン): 汚染がひどくなって、また残像が出てきた。気を付けてくれ。
稹堅(シンケン): ご苦労だったね、私が移転異象所の管理人だよ。
稹堅(シンケン): いやぁ、実に見事な戦いっぷりだ。今州の同僚から聞いた通りだったよ。
漂泊者:
稹堅(シンケン): ああ。我々は出身地を問わず、誰もが同じ理念のもとでここに集まっているんだ。
移転異象所の安定アンカーを修復する
移転異象所の、最後の汚染も除去された……
???: ……雲陵谷。
???: あなたの命令通り、私が行けるのはここまで。
???: 天空海からソノラ、時間から空間へ……
熾霞(シカ): ……ちょっと、秧秧!見て、あそこ!人がいる!
熾霞(シカ): えええ!いきなり倒れちゃったよ!?
???: この場所こそが……すべての始まり。
???: 進みなさい、私はここで待っているわ。
クココ: ウワワワ!いきなり空から降ってくるナンテ、ビックリするじゃナイカ!
クココ: 大丈夫カ?ケガはナイ?
クココ: 予備パーツにエンジンオイルがあるから、飲んでイイヨ!
漂泊者:
クココ: 移転異象所の安定アンカーも、元通り復旧シタヨ。
クココ: ヴェイルド岩に行ったアールトたちも、安定アンカーの修復を終エテ、今こっちに向かってるッテサ!
駆けつけたアールトと会話する
アールト: 全ての修復が完了したみたいだな。
アールト: お疲れ、漂泊者。
アールト: 君がいてくれなかったら、今頃はどうなっていたことやら――
アールト: お前が……フォードだな。
アールト: 漂泊者、言い忘れてたんだが、あれからモニカが彼女の情報を見つけ出したんだ。
アールト: 彼女は黒海岸の花持ち。戦場で医師として働いていた者だ……
アールト: だけど、彼女は数百年前に帰来の港で起こった悲鳴で、すでに命を落としている。
アールト: つまり、生きているはずがないんだ。
漂泊者:
フォード: フォードは、私たちの中の1人。テティスシステムにおける私たちの名は……ネクロ・スター。
フォード: 私たちはブラックホールの事象の地平線に留まり、永遠に闇の底へと落ちていく。
フォード: 私たちは悲鳴によって砕かれ……観測者の呪いにより、死ぬことさえも選べない。
フォード: ああ、我が師……我が憧れ……
フォード: お願い……メビウスの輪のようなこの循環を、終わらせて……
ショアキーパー: お帰りなさい、漂泊者。
「ショアキーパー」と会話する
ショアキーパー: またこの島に降り立ったのね。お帰りなさい、漂泊者。
漂泊者:
ショアキーパー: ……危険な目に遭うあなたを見過ごせなかった。
ショアキーパー: 勝手な行動をとって、ごめんなさい……
漂泊者:
ショアキーパー: …………
漂泊者:
ショアキーパー: 私が?ごめんなさい……こんな感情、表に出すべきじゃないのに……
ショアキーパー: あなたが見たのは、間違いなく私。
ショアキーパー: ……ずっと昔、あなたがこの島で黒海岸を立ち上げた頃、私はあなたを補佐して、この場所を管理するだけの存在だった。
ショアキーパー: あなたはかつて、ここでバラバラだった世界を繋いでいた。けれど、すべてを手放し、漂泊の旅に出た。
漂泊者:
ショアキーパー: あなたが失ったのは、記憶だけじゃない。
漂泊者:
ショアキーパー: あなたが去った後、黒海岸はテティスシステムが統率してきたから。
ショアキーパー: 彼らはあなたの存在を知らない。それがあなたの望み……自由に行動するための。
ショアキーパー: だけど、ここはあなたが築き上げた場所……いかなる資源も、自由に使って構わない。
ショアキーパー: あなたはここの主。でも、ここの仕事は大局からみれば些細なもの。あなたが黒海岸をテティスシステムに任せたのも、それが理由。
ショアキーパー: そして今、この全てを終わらせることができるのも、あなただけ。
ショアキーパー: あなたがまた、未来へ一歩踏み出すためにも……必要なこと。
漂泊者:
ショアキーパー: フォード……?
ショアキーパーに帰来の港での出来事を話した……
ショアキーパー: ……確かに彼女は黒海岸の花持ち。でも、彼女と亡くなった人たちには、不可解な謎がある。
ショアキーパー: 彼らは、あなたが帰来の港で目撃した異常周波数の原因。そして、そのエラーを修復できるのはあなただけ。
ショアキーパー: 大丈夫、安心して。私がついているから。昔のように。
漂泊者:
ショアキーパー: ごめんなさい……これ以上は言えない。あなたと約束したから。
ショアキーパー: でも、テティスシステムを修復していけば、あなたが過去と決別した理由が分かるかもしれない……
ショアキーパー: ……そういえば、聞きたいことがあるの。
ショアキーパー: 今州での旅、あなたは満足してる?
漂泊者:
ショアキーパー: そう、それなら良かった。
ショアキーパー: ソラリスにおいて、今州はあくまでも旅の始まり。
ショアキーパー: 大丈夫。これからの旅は、きっとあなたが思い描いたものになるから……
漂泊者:
ショアキーパー: 地下に向かうゲートが開いた。そこをくぐれば、黒海岸の最下層までたどり着ける。
ショアキーパー: 今州から始まったこの旅は……
ショアキーパー: やがて黒海岸を通じて、ソラリスの全土に至る。
ショアキーパー: ……最後に、もう一つお願いがあるの。
ショアキーパー: 全てが終わったら、あなたの今州での物語を、私に聞かせてくれる?
中央のゲートへ向かう
アールトに話を聞く(任意)
アールト: あれが……ショアキーパーか。
アールト: 自ら姿を現したってなると、やっぱり……
漂泊者:
アールト: ああ。黒海岸に入ってから一度も会ったことなんてないね。ただ、言い伝えを聞いたことがあるってだけ。
アールト: けど、彼女が直々に出てきたってことは、間違いなく君が……黒海岸にとって、この上なく重要な人物だってことだ。
アールト: 地下へのゲートが開いたのなら、真実が明らかになるのも近いだろう。
アールト: 地上のことなら、なんの心配もいらない。俺たちに任せて。
部屋中を調べる
クナナ: や、やっと目が覚めたんですネ!お、思いっきりぶつかったから、てっきりもう、ダ、ダメかなッテ……
漂泊者:
クナナ: こ、ここは生命の箱舟デス。ご、ご、ご覧の通り、黒海岸地下の植生データベースを扱う場所……
クナナ: ンクク!ワ、ワタシは……クナナ、デス。し、しがナイ地下の庭師で、生命の箱舟のお花の、お、お世話をしていマス……
漂泊者:
クナナ: ハ、ハイ……
クナナ: デ、デスガ普段は、ショアキーパーサンくらいシカ、生命の箱舟に来マセンノデ……
漂泊者:
クナナ: エット……ワタシの知る限り、彼女は地下から離れたことはナイので、どこかにいらっしゃると思いマス。
クナナ: 以前は、時おり生命の箱舟にキテ、彼女の「花園」に選んだ花をコピーしていマシタ……ですが、もう長いコトお見かけしていマセン。最後にお会いシテカラ……
クナナ: ……20年5ヶ月と17日経っていマス。
漂泊者:
クナナ: それなら、データセンターに行かないといけマセンネ。あそこは、全てのデータと星が集まる場所なんデス。故障してしばらく経ちマスケド……
クナナ: あの時は、ショアキーパーサンが修復を試みてくださっているようデシタ。彼女がここに来なくなったノモ、それが原因かもしれマセン……
クナナ: 彼女がアナタを信じるなら、ワ、ワタシたちもアナタのことを信じマス。
漂泊者:
クナナ: ハイ、クーモニが、テティスシステムでアナタのことを教えてくれマシタ。
クナナ: ワタシは花の世話しかできマセンガ……黒海岸でお困りのコトがアレバ、アナタを全力でお助けシマス!
漂泊者:
クナナ: ありがとうございマス!
クナナ: 前方のあそこに行けば、生命の箱舟を出ることができマスヨ!
生命の箱舟を出る
ショアキーパー: これが、黒海岸の真の姿。
漂泊者:
ショアキーパー: 私の身体はソノラで構築されている。この映像も、いわばソノラの影のようなもの。
ショアキーパー: 私はテティスシステムの演算の中核を担っている。だから、機能を維持するため、ここを離れることができない。
ショアキーパー: でも……こういう形でなら、あなたと一緒に行動することもできる。
漂泊者:
ショアキーパー: ここには、ソラリス中の悲鳴が記録されている。過去に起きたものも、今起きているものも、今後起きることになるものも……
ショアキーパー: あの星々は、この星の嘆き、即ち……悲鳴。
漂泊者:
漂泊者:
ショアキーパー: 群星の調律者、文明を導く者、黒海岸の頭脳……
ショアキーパー: 昔あなたが持っていた無数の称号。それもその中のひとつ。
ショアキーパー: 気に入ったものはある?
漂泊者:
ショアキーパー: え……私?
ショアキーパー: ……漂泊者。あなたの本当の名前を、呼んでいた。
ショアキーパー: 過去であろうと、現在であろうと、幾千幾万の時が流れようと、あなたはあなた。
ショアキーパー: あれがネクロ・スター……旧文明の呼び方をするなら、「ブラックホール」。
ショアキーパー: テティスシステムはデータを星空とし、ソラリス全体を観察している。そして、捨てられたデータは、ネクロ・スターの中に放り込まれる。
ショアキーパー: あなたが帰来の港で遭遇した異常周波数もその一部であり……本体とも言える。
ショアキーパー: それを調律ホールに持ってきて。私がエラーを消去する。
ショアキーパー: そうすれば、テティスシステムは正常に戻り、誰も傷つくことはなくなるはず。
ショアキーパー: 今は……手遅れにならないことを祈るだけ。
ショアキーパー: さあ行きましょう、私が傍にいるから。
クナナ: 彼女がアナタを信じるなら、ワ、ワタシたちもアナタのことを信じマス。
クナナ: 前方のあそこに行けば、生命の箱舟を出ることができマスヨ!
ロボット充電ステーションに向かう
ショアキーパー: ただの影だけど……ずっと傍にいるから。
ショアキーパー: ……残りの時間、最後までそばにいさせて。
ショアキーパー: あの黒い星は、地下に収容されたようね。
ショアキーパー: 地下に通じる扉が……人為的に閉じられている。
花園のロボットを助ける
クシェイク: オオオォ!アリガトウ、心優しい協力者サン!
クシェイク: コイツラ、本当に切りが無いナ。
クシェイク: ダイジョウブ!オレはまだ100個は倒せマスヨ!
花園の異常残像を倒す
充電ステーションの広場にいるロボットたちを助ける
クーミーロ: みんなに、こう伝えテクダサイ……
クーミーロ: クーミーロは、星空を見るだけのヤツじゃないッテ。
クーミーロ: ボクだって、戦ってミンナを守れるんダ!
充電ステーションの広場にいる異常残像を倒す
充電ステーションの高台にいるロボットたちを助ける
クーカタン: ……ありがとう。
クーカタン: ここを片付けたら、クーザンたちの支援に行コウ!
クーカタン: あそこが一番増援を必要としてるハズ!
充電ステーションの高台にいる異常残像を倒す
エラー収容所に救援する
クーザン: みんなを、守らないト……
クーザン: ショアキーパーだって、頑張っテル!
クーザン: ボクも負けていられないヨ!
エラー収容所近くの残像を倒す
クーザンに話を聞く
クーザン: オオオォ!アリガトウ、心優しい協力者サン!
クーザン: 本当にしつこくテナ。全部片付けられて良かっタ!
クーザン: 話はクナナから聞いタヨ、キミには大切な用事があるんダロウ?ここは任セテ。
クーザン: 中にいる収容員とベアドレット所長も協力を待ってイマス。
クーザン: ダカラ、外の安全は全部任せテクレ。
エラー収容所の内部を調べる
ベアドレット: もう大丈夫だ、すべて終わった。
収容員: あ……あの方の声が、聞こえます。
ベアドレット: ああ、彼女もここにいる。安心しろ。
ショアキーパー: 私はここよ。
ベアドレット: しっかりしろ。すぐに救援が来る。
収容員: 私は、黒海岸の信頼に、応えられましたか……?
ショアキーパー: ええ、後は任せて。大丈夫、あなたは助かる。もう誰も傷つけはしない。
収容員: あ、ありがとう、ございます……ど……どうか必ず……。
ベアドレット: ……お前はよくやったよ。ゆっくり休んでくれ。
ベアドレット: 星々も私も、決してお前の勇気を忘れない。
漂泊者:
ベアドレット: 今しがた、ネクロ・スターが強制的にエラー収容所に排出された。あまりにも突然のことだったよ……
ベアドレット: エラーコードが地下から外にあふれ出たんだ。ピーク時は、仮想データがまるで血のように飛び散っていた。
ベアドレット: コントロールルームを守るには、地下へのゲートを閉じるしかなかった。そのうえ、誰かがシークレットキーを取り外す必要があって……
ベアドレット: 自分がどうなるか理解したうえで、彼は使命を果たしたんだ。
ベアドレット: ……ショアキーパーが現れるとは、思ってもいなかっただろうがね。
漂泊者:
ショアキーパー: あれほど異常周波数に汚染されてしまっては……
ショアキーパー: あの黒い星は、地下に収容されたようね。
ショアキーパー: 地下に通じる扉が……人為的に閉じられている。
クココ: 収容員サンたちが残像とたくさん戦ッテ、ようやくあの悪いヤツを閉じ込めたンダ!
クココ: 扉を開くのカギを探すナラ、ワタシも手伝うヨ!
ショアキーパー: 私がいる限り、権限の付与は必要ない。
ショアキーパー: ただの影だけど……ずっと傍にいるから。
汚染を回収し、下層へ行く
ショアキーパー: ……
漂泊者:
ショアキーパー: 漂泊者、おかしなことを聞くけど……私、以前と比べてどこか変わった?
ショアキーパー: 花園で彼らを見た時、体の奥から不思議な感覚がこみ上げてきたの。
ショアキーパー: どう伝えたらいいのか、分からないけど……
ショアキーパー: あの時、治る見込みがないことは、あの収容員自身も分かっていたはず。
ショアキーパー: なのに私は、嘘をついてしまった……
漂泊者:
ショアキーパー: ……噓をついたのは、これが初めてじゃない。
ショアキーパー: 私の記憶では、あなたはこういう時、「悲しみ」の表情を浮かべていた。
ショアキーパー: ……私もそういう感情を抱くべきなの?
漂泊者:
ショアキーパー: そう。
ショアキーパー: 仲間たち1人1人の気持ちを思いやっていた。だから、あなたの代わりに私がその役目を全うすべきなの。
ショアキーパー: でも……今の私には、うまくできない。
漂泊者:
ショアキーパー: ネクロ・スターの問題が解決しない限り、あの収容員のような悲劇は起き続ける。
ショアキーパー: 私にできるのは、収容所のネクロ・スターを調律ホールへ持ち帰って、テティスシステムに取り込み、システムの初期化を完了すること。
漂泊者:
ショアキーパー: あの時……逃げ遅れた多くの人々が、悲鳴の重力に抗えず、ブラックホールに吸い込まれていった。
ショアキーパー: 今テティスシステムの中にあるネクロ・スターは、帰来の港を滅亡させたブラックホールそのもの。
ショアキーパー: あなたが帰来の港から持ち帰った、あのデータがそうだったの。
漂泊者:
ショアキーパー: 昔のあなたは、そのことに悩んでいた。
ショアキーパー: だから、私はそれを変えたい。
漂泊者:
ショアキーパー: テティスシステムの最高権限を持つのは私だけ。それを調律ホールに持ってきて。私がエラーを消去する。
ショアキーパー: そうすれば、テティスシステムも正常に戻り、誰も傷つくことはなくなる。
ショアキーパー: けれど、私は実体がないから……あなたに持ち帰ってもらわないといけない。
漂泊者:
漂泊者:
ショアキーパー: …………
ショアキーパー: ……そう。
ショアキーパー: でも安心して。昔のように……私があなたを守るから。
ショアキーパー: そして今度こそ、全てを変えてみせる。
漂泊者:
漂泊者:
ショアキーパー: ……大丈夫、時間はたっぷりあるから。
ショアキーパー: 過去、現在、未来……語り尽くすには十分。
ショアキーパー: 私を信じてくれる?
漂泊者:
ショアキーパー: ……ありがとう。
ショアキーパー: 本当に……本当に、ありがとう。
エレベーターで下層に向かう
収容室に入る
ベアドレット: 気をつけろ、真ん中のあれが制限をかけられたネクロ・スターだ。
ベアドレット: 旧文明の物理学によれば、重力は時空をゆがめるらしいな。
ショアキーパー: ポータルをくぐれば、たどり着ける。
ショアキーパー: もう1つの時空にいる人々の声が……聞こえる。
ネクロ・スターのコアを手に入れる
黒石製に見える吊るされた装置。どこか怪しげな雰囲気を感じる。
漂泊者:
???: 権限を認証しました。操作を確認してください。
アブ: おいこら!手当たり次第に食べるな!
アブ: 今の、めちゃくちゃまずかったぞ!いろんな味が複雑に混じってて……うええ。
ショアキーパー: これは……
アブ: な、なんだよじっと見て……
ショアキーパー: ……そう、この周波数よ。
漂泊者:
ショアキーパー: はるか昔から、この周波数はあなたの中にあった……
ショアキーパー: ……気になるけど、今はそれほど重要ではない。
アブ: この我が重要じゃない!?失礼なやつだな!
漂泊者:
アブ: お前のせいだろ!腹が減ってるからって何でもいいと思うな!さっきの、調味料ぜんぶぶち込んだみたいな味がしたぞ!
アブ: 深淵の奈落に落っこちたみたいな味だった……もう二度とあんなの食うもんか……!
ショアキーパー: だからこそ、それはブラックホールと呼ばれているの。
ショアキーパー: あの子、周波数の性質が分かるのね……
ショアキーパー: ネクロ・スターの周波数は確かに複雑。あの子の言う通り。
ショアキーパー: 体にどこか不快なところはない?
漂泊者:
ショアキーパー: 違う、そうではなくて……
ショアキーパー: あの子と一緒にいて、異常を感じたことはない?
漂泊者:
ショアキーパー: ……それなら良かった。
ショアキーパー: ネクロ・スターのコアは手に入った。あとは、調律ホールへ持っていくだけ。
ショアキーパー: ……残りの時間、最後までそばにいさせて。
ネクロ・スターのデータの断片を調べる
収容室を出る
エレベーターで収容室を出る
ショアキーパー: けれど、その夢は……
ショアキーパー: ……これは、私との約束。
花園を調べる
クーログ: 我思う……ゆえに我アリ?
クーログ: 確実性と真理を、どう解釈するベキカ……
漂泊者:
クーログ: フム……この命題に関心のありそうな人がいれば……
漂泊者:
クーログ: アッ!ご、ごめんヨ、いろいろと考えごとをしてイテ、気づかなかったンダ……
クーログ: ここはエイドスの鏡、テティスシステムに通じる花園だヨ。
漂泊者:
クーログ: ソリャア、いるに決まってるサ!ここは彼女の花園だカラネ!
クーログ: 彼女がここに来てずいぶん経ツヨ。以前は自分のソノラに隠れてたンダケド、最近になって姿を現したンダ。
クーログ: マア、花園にいても、彼女はテティスシステムの演算を補助して、星空全体を観測してるんダケドネ。
クーログ: オット、おしゃべりしすぎちゃッタ。何を考えていたんダッケ……
クーログ: ウーント、存在について?ムム……存在するってどういうコト?じゃあワタシは?存在してるのカナ……
この哲学者と会話を続けても、収穫はなさそうだ……
ショアキーパーの様子を見に行った方がいいかもしれない。
眠っている「ショアキーパー」を調べる
漂泊者: これは……
ショアキーパー: 悲鳴よ。
ショアキーパー: 街は滅び
ショアキーパー: ビルは倒れ、
ショアキーパー: 文明は消えた。
ショアキーパー: 全ての命は……
ショアキーパー: 悲鳴に呑まれた。
ショアキーパー: 100億もの人々が、悲鳴によって消えた。
ショアキーパー: 彼らが悲鳴の中で味わった絶望、無念……
ショアキーパー: 怒り、そして後悔……
ショアキーパー: その全てがテティスに記録されている。
ショアキーパー: 帰らぬ人となった彼らの名前も……
ショアキーパー: ここに残されている。
漂泊者: あなたは?
漂泊者: どうしてここにいるんだ?
ショアキーパー: 私はテティスの中枢で、黒海岸の所有物。
ショアキーパー: 私のソノラは、ここにある感情を受け取る器だから。
ショアキーパー: ……ごめんなさい。ソノラを制御し切れなかった。
漂泊者:
漂泊者:
ショアキーパー: あなたが黒海岸を去った後、私の職務はここの全てを守ることに変わった。
ショアキーパー: ここを守り通して、使命を果たせば……あなたを見守ることもできる。
ショアキーパー: 実際に悲鳴に巻き込まれたことはないけれど……人々の記憶が、私に教えてくれるの。
ショアキーパー: 悲鳴のデータは、私の体内を流れて星に変わり、テティスシステムも、私を通して悲鳴の警報を発する。
ショアキーパー: ……ごめんなさい。
漂泊者:
ショアキーパー: 私は……職務を全うできなかった。ここを守れなかった。
ショアキーパー: 私がもっと努力して、彼らの感情を理解できていたら、こんなことにならなかったかもしれない……
漂泊者:
ショアキーパー: ソノラも、この体も……私のすべてを捧げて、できることをしてきた。
ショアキーパー: だからこそ、私は星空を、そしてあなたを守ってこれた……
ショアキーパー: 漂泊者、これは約束なの。過去から今まで変わることのない……約束。
ショアキーパー: 必ず方法を見つけて……
ショアキーパー: 逃れられない運命と、あなたをめぐるメビウスの循環を……断ち切ってみせる。
ショアキーパー: その為に尽くすのが、私の存在理由。
ショアキーパー: この感情はどう表したらいいの……罪悪感、喪失感、それとも……未練?
ショアキーパー: こういう時、どんな顔をすればいいのか、わからない……
ショアキーパーのソノラを抜ける
黒海岸の調律ホールに向かう
ショアキーパー: あふれ出したデータの残像が、ここに集まり始めている……
ショアキーパー: 彼らも……自らの使命を全うしようとしているのね。
異常残像を倒す
調律ホールに入る
星図ナビゲーターと会話する
星図ナビゲーター: 漂泊者さん!お待ちしていました!
星図ナビゲーター: みんなのおかげで、こちらは準備万端です。あとは、持ち帰ってくださったネクロ・スターのコアを加えるだけですよ。
漂泊者:
星図ナビゲーター: テティスシステムに異常が起きてから、うちの収容員も頑張ってますので!各地で戦いながら、重要な星図を回収しているんです。
星図ナビゲーター: それから、星図の中にショアキーパーさんの周波数が現れて、被害を受けた周波数を慰める様子も観測しています。
星図ナビゲーター: 黒海岸はいかなる時も、メンバーを独りで戦わせたりはしませんよ!
漂泊者:
星図ナビゲーター: その黒い星を、あそこの解析装置の上に置いてください。今から、私たちで再調律を行います。
星図ナビゲーター: 調律が完了すれば、テティスシステムのデータ流出も修復されるはずです。
ネクロ・スターのコアを観測装置に置く
ネクロ・スターを解析装置の上に置いた。
テティスシステム: 星図のステータスを確認、ネクロ・スター。
テティスシステム: この星図の調律を再度行いますか?
漂泊者:
テティスシステム: ネクロ・スターのバックアップデータを読み込み中、帰来の港……
漂泊者:
テティスシステム: 対象データの読み込みが完了しました、ご確認ください。
星図研究員: あそこが調律データの入り口です!再調律された星図も、今のところ問題なさそうですね。
星図研究員: あの中からテティスシステムの再調律データを手に入れれば、調律完了です。
ショアキーパー: 待って。
ショアキーパー: ネクロ・スターが制御されてから、テティスシステムにおける私の演算負荷が下がった。
ショアキーパー: 私も一緒に行かせて、漂泊者。
ショアキーパー: ……これは、私との約束。
漂泊者:
ショアキーパー: 大丈夫。ソノラをたくさん繋ぐことで、体の摩耗は修復できる。
ショアキーパー: 私が存在しているうちに、使命を果たさなければいけない。
ショアキーパー: 心配しないで、もう誰も傷つけさせないから。
ショアキーパー: お願い……私を信じて。
星図に入り、調律を始める
窓際に近づく
ショアキーパー: 帰来の港も……かつてはこんな風に栄えていた。
ショアキーパー: あの時代は、開拓への自信が街の人々を、そして世界を動かしていた。
ショアキーパー: 船で海路を、車輪で陸路を制し、人々は戦乱や衣食住に悩まされることなく、愛と平和を育んでいった。
ショアキーパー: 日に日に高くなる建物のように、人々は自信に満ちあふれ、みんなが理想の実現を信じていた。
ショアキーパー: あの夜景にきらめくビルが見える?あのビルは、当時天空にもっとも近いと言われた場所。
漂泊者:
ショアキーパー: あのころ人々が望んでいたのは、近くの衛星だけでなく、果てなき宇宙との共鳴を実現すること。
ショアキーパー: 彼らは高い理想を掲げ、彼方の地に思いをはせ、未知なる世界へ足を踏み入れることを願った……
漂泊者:
ショアキーパー: 当時の人々には夢があり……実現させるだけの力もあった。
ショアキーパー: けれど、その夢は……
漂泊者:
ショアキーパー: ソノラの中でも現実でも、私はこの街を自分の目で確かめたことがない。
ショアキーパー: どうやって街が作られ、繁栄し、滅びたか……あなたが教えてくれたのよ。
ショアキーパー: これは……あなたが過去に経験した出来事。
ショアキーパー: この街がどう発展したかを語る時、あなたはいつも微笑んでいた。
ショアキーパー: もしかしたら……いつかこの街での出来事が重要な手がかりになるのだと、あなたは気づいていたのかもしれない。
漂泊者:
ショアキーパー: ここは滅亡1時間前の帰来の港。
ショアキーパー: 災害発生1時間前が、私の演算で再現できる限界なの。
漂泊者:
ショアキーパー: 私たちが前へと進めば進むほど、ここは滅亡に近づいていく。
ショアキーパー: テティスシステムの再調律データは、悲鳴が起きたあの瞬間のものなの。
ショアキーパー: 私たちに、歴史を変えることはできない。過去の歴史であろうと……未来の「歴史」であろうと。
ショアキーパー: ……この物語の中で、あなたは何を経験したの?それは……どんな感覚だったのかしら?
漂泊者:
ショアキーパー: テティスシステムからの指令じゃないわ。
ショアキーパー: ……「私」が知りたいだけ。
ショアキーパー: ……教えてくれる?
タッチパネルを調べる
終焉の始まりの地に向かう
クココと会話する
クココ: ヤッホー!
漂泊者:
クココ: ウクク、だってワタシ、漂泊者サンのことが大好きダカラネ!
ショアキーパー: ここの障壁を抜けるには、この子に手伝ってもらう必要があるの。
ショアキーパー: こういう純粋なソノラで構築された空間の中なら、ポータルの効果を最大限に発揮できる。
ショアキーパー: 入り口も出口も、しっかり制御するから。
ショアキーパー: さあ、行こう。
部屋を調べて手がかりを探す
ショアキーパー: この温かい飲み物、いい香り……
漂泊者:
ショアキーパー: こういう飲み物、あなたは好き?
漂泊者:
ショアキーパー: 分かった、覚えておく。
ショアキーパー: うっ……苦い……
ショアキーパー: 生命の箱舟の植生データには、この原材料の種が保存されているわ。
ショアキーパー: 花園で育ててみてもいいかも……
ショアキーパー: 私のソノラにこれを用意しておけば、あなたが旅で必要になった時、いつでも持って行ける。
漂泊者:
ショアキーパー: えっ?
漂泊者:
ショアキーパー: え?そ……そうなの……
ショアキーパー: どうしても、あなたに喜んでもらいたくて……
終焉の始まりの地に向かう
汚染された異常な残像を倒す
ショアキーパー: 脅威を発見……一緒に片付けよう。
ショアキーパー: データの残像が、ここに侵入しているみたい。
ショアキーパー: つまり、悲鳴の源にまた一歩近づいたということ。
引き続き終焉の始まりの地に向かう
ショアキーパー: あと少しで、滅亡が始まる。
ショアキーパー: 今は、滅亡の10分前……
ショアキーパー: あの時、黒海岸は帰来の港に悲鳴の警報を発した。
ショアキーパー: でも、悲鳴の広がるスピードは、テティスシステムの予想を遥かに上回っていた。
ショアキーパー: あなたは人々を避難させるため、瑝瓏とも協力し、黒海岸の協力者と花持ちを総動員した。
ショアキーパー: けれど……すべてを救うことはできなかった。
漂泊者:
ショアキーパー: ええ……彼女も、無数の犠牲者のうちの1人。
ショアキーパー: 花持ちである彼女は、悲鳴が発生してすぐ、住民の救護と避難活動にあたった。
ショアキーパー: でも、悲鳴の前では……人間は無力で弱い生き物。
漂泊者:
ショアキーパー: ……そう、あなたはそういう信念を持っていた。
ショアキーパー: 黒海岸も、その信念のもとに動いていた……あの花持ちも。
漂泊者:
ショアキーパー: ええ、あそこにいる。
ショアキーパー: けれど……彼女に会うべきなのかは……私にも分からない。
崩壊寸前の会議室に向かう
残された反響: 絶対に諦めないで!私たちは誰ひとり見捨てたりはしない!
漂泊者:
残された反響: 私は黒海岸の医者よ。怪我はどこ、見せて?
残された反響: ……あなたは!!漂泊者?
残された反響: ああ……ようやく、ようやく来てくれた……
フォード: 私はフォード、黒海岸の花持ちのフォードよ。
フォード: 我が師……我が憧れ……ついにここまで来てくれたのね……
漂泊者:
フォード: 私は、帰来の港で悲鳴に呑み込まれた者たちと同じように、破滅の根源であるブラックホールの一部になってしまったの。
フォード: 悲鳴が発生した後、テティスシステムはそのブラックホールを収容し、こうしてネクロ・スターが誕生した。
ショアキーパー: そのことは……分かっていた。
ショアキーパー: でも、それはテティスシステムの基盤ロジックにもとづいていて、私には手出し出来なかった……
漂泊者:
ショアキーパー: テティスシステムは、悲鳴を観測するためのもの。だから、悲鳴を理解し尽くす必要がある。
ショアキーパー: そして悲鳴を理解する最善の方法は、悲鳴を限りなく本物に近い状態に復元し、制御可能な範囲で分析すること。
ショアキーパー: これまでずっと、テティスシステムは悲鳴の結果と根源を集めてきた。それがあったから、他の悲鳴を解析できているの。
漂泊者:
ショアキーパー: それが、現時点における唯一の方法。
フォード: そしてそれこそ、テティスシステムがブラックホールを収容しようとした理由よ。
フォード: でも……星図データの中にあっても、私は花持ちとしての使命を忘れられなかった。
フォード: 災いの中で懸命に助けを求める人たちにとって、黒海岸の名は……救いの象徴だから。
ショアキーパー: ネクロ・スターの中でその影響を抑えていたのは、あなただったのね……
フォード: それはあなたもでしょう?……ただ、あなたと漂泊者と違って、私たちは過去の亡霊にすぎないわ。
フォード: 内側からネクロ・スターを抑えている間……悲鳴には規則性があって、ネクロ・スターと同じく、完全に制御ができないわけじゃないと分かった。だけど、いくらデータと推測を重ねても、私にはそれを外に伝える術がなくて……
フォード: 私は……ブラックホールから逃れることができない。だから、ここにたどり着いたあなたたちに、希望を託したい。
フォード: 執念、怒り、後悔、恨み――悲鳴によりもたらされる感情は、ブラックホールの潮汐力のように、私たちを引き裂こうとする。
フォード: これらの感情は悲鳴と同じく、周波数なの。きっと、これこそテティスシステムが長らく利用してきたものの正体……
フォード: 呼ばれている……
ショアキーパー: テティスシステムが、ネクロ・スタープログラムを稼働させようとしている!
フォード: 私たちもかつては、今のあなたのように迷いを持っていた。だけど、あなたが道を示してくれたの。
フォード: どうか……どうか必ず……
フォード: 我が師よ……どうか私たちを……解放して……
フォード: 引力を……忘れないで……
フォード: 引力は……旧時代の……最後の真理……
ショアキーパー: テティスシステムは何かを隠している。
ショアキーパー: 引力に関する問題であり、現代の学術では説明できないとなると……
ショアキーパー: テティスシステムがリスクを冒してまで悲鳴とネクロ・スターを結合させたのは、それが理由……?
ショアキーパー: あまり時間がない。今すぐネクロ・スターの稼働を止めて、調律を終わらせないと。
ショアキーパー: ここからは…険しい道のりになる。
ショアキーパー: 漂泊者、どうか最後まで、あなたの傍にいさせて。
ショアキーパー: これは、黒海岸の一員として……
ショアキーパー: そして……「私」としての、お願い。
終焉の始まりの地に向かう
ショアキーパー: とても強いエラーデータの汚染を感じる……この扉の向こうから。
ショアキーパー: 私も汚染を抑えてみるけど、気を付けて。
調律装置を奪還し、調律を行う
ショアキーパー: ネクロ・スターはこの先にいる。
ショアキーパー: あのピアノが調律を行う鍵よ。
ショアキーパー: 気を付けて、ここは……憎しみに満ちている。
最後の残像を倒す
テティスシステム: プログラムコピー完了。
テティスシステム: コアインストール。
テティスシステム: ターゲット:最高管理者。
ショアキーパー: お願い……
ショアキーパー: 離さないで。
テティスシステム: 最高権限ポリシー、実行。
ショアキーパー: そんな、ダメ……
漂泊者: 逃げろ!
ショアキーパー: ダメ、あなたの物語は終わらせない!
ショアキーパー: 物語の続き、いつか聞かせて。
ショアキーパー: さようなら。
テティスシステム: 予備プランを起動。
星図を出る
調律ホールに戻る
星図ナビゲーターと会話する
ショアキーパーの思いの結晶がついた黒花。漂泊の終着点から新たな歩みを始めるための鍵であり、テティスシステムに対する最高修正権限でもある。
星図ナビゲーター: 感染が抑制されています。ネクロ・スターの安定を確認!データ中枢も正常に戻っています!
星図ナビゲーター: 成功です!テティスシステムが正しく再起動されました!
星図ナビゲーター: 漂泊者さん!あなたのおかげです!
星図ナビゲーター: あれ?ショアキーパーさんはご一緒じゃないんですか?
漂泊者:
星図ナビゲーター: えっ!?
星図ナビゲーター: 彼女はテティスシステムの最高権限を持っているんですよ!そんな人がシステムの中に消えてしまうなんて……
星図ナビゲーター: こ、こんな結末は間違ってます!
漂泊者:
漂泊者:
星図研究員: どういう意味ですか?
……引力は旧時代の最後の真理。
漂泊者:
漂泊者:
漂泊者:
星図ナビゲーター: なるほど……
星図ナビゲーター: わかりました!ということは――
漂泊者:
星図ナビゲーター: 気付きませんでした……ネクロ・スターの観測なんて、考えたこともなかったから……。
星図ナビゲーター: でも、そういった理論が書かれた旧時代の資料を見たことがある気がします。
星図ナビゲーター: 安定アンカーの観測対象を切り換えて!すべての観測設備を稼働させて、ネクロ・スターの観測を開始する!
星図研究員: もう始めてますよ!少し時間がかかるかと!
星図ナビゲーター: 何としてもショアキーパーさんを見つけるわよ。黒海岸は……彼女を失うわけにはいかないもの……
かつてのショアキーパーと同じく……
今はただ、待つことしかできない……
星図研究員: テティスシステム内にいるショアキーパーさんを見つけました!
星図研究員: 彼女だけじゃありません。ネクロ・スターの事象の地平線上にいる、すべての人を確認しました!
星図ナビゲーター: ネクロ・スターは、テティスシステムの根本。そこからショアキーパーさんや、他の方々を引き上げるには、ネクロ・スターの設計自体を完全に変えなければなりません。今、この世界に存在する法則にあわせて、です。
星図ナビゲーター: それはつまり――
漂泊者:
星図研究員: 本当にできるんでしょうか?こんな神に近いアルゴリズムを相手にするなんて……
星図研究員: それに、テティスシステムの演算力を一点に集中させ、ショアキーパーさんの正確な位置を割り出すためには、演算力を引きつけるための力と、高い権限が必要になります。
漂泊者:
星図ナビゲーター: そ、そんな……同意できません。
星図ナビゲーター: ショアキーパーさんを救えるかどうかも未知数なのに、これ以上、人員を失う危険を冒すなんて!
星図ナビゲーター: それに今現在、ショアキーパーさん以上の権限を持つ人はいないはず……
漂泊者:
手掛かりを記載した古いファイルを探す
ショアキーパーの反響が残っている装置を探す
封印されたテティスシステムのログを探す
黒海岸の名を借りて皆に話す
……最高管理者、漂泊者様。ようこそ、テティスシステムへ。
星図ナビゲーター: ど、どういうことですか!?
漂泊者:
星図ナビゲーター: ショアキーパーさんがそんなことを?あ、あなたは一体……?
星図研究員: あっ、もしかして、あの古い文献の……!?
星図研究員: 「黒海岸に最大の危機が迫る時、彼女は真の姿で現れ、伝説の指導者とともに再び黒海岸を導く」
星図研究員: ってことは……!?
群星の調律者: 今はまだ、その時ではないのかもしれない……
群星の調律者: だが、テティスシステムこそが、全ての手がかりを握るカギになるはず。
群星の調律者: 黒海岸は、テティスシステムの演算と指示にすべてを委ねてきた。
群星の調律者: ショアキーパーでさえ、テティスシステムの前ではただ指令に従うだけの道具と化していた。
群星の調律者: でも、人は冷酷な道具じゃない。そして、歴史は決して埋もれ、忘れ去られるべきものじゃない。
群星の調律者: テティスシステムは本当に万能なのか?完璧な人が存在しえないのと同様に、完璧な物なんてないのではないか?
群星の調律者: 往くは諫むべからず、来たる者はなお追うべし……これは今州で聞いた古い言葉。
群星の調律者: もしかしたら……間違いを正し、決別するため、皆ここにいるのかもしれない。
群星の調律者: 黒海岸が世界中を奔走するのは、文明を守るためでなく、人々を救うため。
群星の調律者: 壊れたものは直せばいい。でも、人を失った文明に……意味なんてない。
アールト: ……君の言葉……聞かせてもらったよ……
星図研究員: アールトさん?
アールト: 地上のことは、俺たちに任せてくれ。
漂泊者:
星図ナビゲーター: ……わかりました。
星図ナビゲーター: 全ナビゲーターは第一級体制に突入、テティスシステム検索レベルを最大に変更し、ゲート解放準備!
星図ナビゲーター: 漂泊者さん、黒海岸の、そしてショアキーパーさんの運命を、あなたに託します。
テティスシステムに潜り、ショアキーパーを探す
星図ナビゲーター: 私たちはテティスシステムの内部に無理やり突破口を開きました。
星図ナビゲーター: あなたが赴く場所の具体的な位置情報は、私たちにも分かりません。
星図ナビゲーター: 準備ができたら、すぐに転送を開始します。
漂泊者:
星図ナビゲーター: 必ず帰ってきてくださいね、漂泊者さん。
星図ナビゲーター: わかりました。準備は万全にお願いします。
テティスシステム: ようこそ、最高管理者、漂泊者様。
テティスシステム: ここはテティスシステムの演算スタックで、データの臨時保管にのみ使用されます。
テティスシステム: 本来であれば、貴方様はここに来るはずのないお方です。
テティスシステム: しかし、ショアキーパーが最高管理者の権限を貴方様に譲渡したため、一時的にアクセスを許可しております。
漂泊者:
テティスシステム: 貴方様は最高権限をお持ちですが、システム保守の観点から、その指示の実行には反対します。
テティスシステム: ショアキーパーは、すでにテティスシステムのコーディングコアとして更新されました。
テティスシステム: このコーディングコアが失われた場合、テティスシステムの機能が停止するリスクがあります。
漂泊者:
テティスシステム: いいえ。文明の保護において、そういった概念は存在しません。
テティスシステム: すべきは文明の存続のみ。
テティスシステム: 1万年を超える過去の観測において、当システムが観測した全世界滅亡型の悲鳴は計5回、その他、局地型の悲鳴は計30万回です。
テティスシステム: 当システムの演算方式は、各地の歳主の演算出力を参照しており、大規模文明滅亡のあらゆる可能性を回避しています。
テティスシステム: 大規模文明発展の前で、個々の人類はあまりに弱く、個体の存続はさほど重要ではありません。
テティスシステム: また、ショアキーパーはソノラで構成されているため、一般的な人類とは異なります。
漂泊者:
漂泊者:
テティスシステム: 感情は、存続において足かせとなります。
漂泊者:
テティスシステム: 理解できません……
漂泊者:
漂泊者:
テティスシステム: 再度警告します。このコーディングコアが失われた場合、テティスシステムの機能が停止するリスクがあります。
テティスシステム: 当システムが存在しない世界において、文明は悲鳴に抗えません。
漂泊者:
漂泊者:
テティスシステム: 当システムは文明滅亡回避のために存在し、エラーは存在しません。
漂泊者:
漂泊者:
テティスシステム: 理解できません……
テティスシステム: 警告します、強制的にコーディングコアの排出を試みた場合、当システムの防衛プログラムにより、貴方様ごとこの世界は滅亡します。
漂泊者:
ここから逃げ出す
テティスシステム: このままでは、凍てつく死の静寂が訪れるでしょう……
ショアキーパー: 気をつけて……
ショアキーパー: お願い……逃げて……
ショアキーパー: 鉤縄で……離れて……
テティスシステム: 大地が裂け、世界が滅びます……
テティスシステム: ターゲット:最高管理者。
ショアキーパー: お願い……先へ進んで……
ショアキーパー: 守って……
テティスシステムの中から逃げ出す
テティスシステム: ターゲット:最高管理者。
テティスシステムの中から出る
データ中枢の激流に向かう
フェイタルエラー・テティスシステムを無力化する
テティスシステム: 防衛プログラム停止……
テティスシステム: システム存続のため
テティスシステム: プログラム再起動、第3プランを発動。
テティスシステム: 初期化対象、ショアキーパー。
テティスシステム: 初期化の進行……37%。
テティスシステム: 初期化の進行……62%。
テティスシステム: 初期化の進行……85%。
テティスシステム: 初期化完了後、ショアキーパーがコアとなります。
テティスシステム: それにより、当システムは存在し続け
テティスシステム: 世界は、悲鳴から守られます。
漂泊者: 渡さない……
漂泊者: 絶対に!
漂泊者: 誰一人、見捨てたりしない……!
初めに訪れた砂浜に戻る
ショアキーパー: ……はるか先の未来と、遠い昔の過去において、ここは終点であり起点でもある。
ショアキーパー: あなたはここで黒海岸を立ち上げ、ソラリスとのつながりを作った。あの日から、テティスシステムはずっと存在している。
ショアキーパー: やがてあなたは、システムが悲鳴そのものをコアにしていることに気が付いた。悲鳴がなければ、機能しないということも。
ショアキーパー: 悲鳴で悲鳴を観測する……この循環は、まるで終わりのないメビウスの輪……
ショアキーパー: あなたはシステムを変えようとした。けれど、何百何千の歳月を費やしても、私たちはその方法を見つけられなかった。
ショアキーパー: そして……あなたはここを去り、新たな答えを探す旅に出た。
ショアキーパー: 唯一の解決策を……知っていたはずなのに。
ショアキーパー: 感情を持たない入れ物――道具として存在する私なら、テティスシステムのコアに最適だと、あなたはわかっていたはず。
ショアキーパー: 私はあなたを守りたい。あなたには、あなただけの物語がある……なのに、私は……
ショアキーパー: あなたと同じ空の下で……あなたと同じ場所を見たいと……あの「幸せ」を、また感じたいと思ってしまった……
ショアキーパー: その感情に気づいた途端、何をしたらいいのか分からなくなった……
ショアキーパー: でも、あなたの物語をここで終わらせるわけにはいかない。だから……噓をついて……
ショアキーパー: ごめんなさい……本当にごめんなさい……
ショアキーパー: あんな危険まで冒させて……ごめんなさい……
漂泊者:
漂泊者:
漂泊者:
ショアキーパー: 私は……
漂泊者:
漂泊者:
ショアキーパー: ――そうね。
ショアキーパー: ただいま。
しばらく待つ
時間を二日後に調整(任意)
花園でショアキーパーを探す
しばらくすると……
ショアキーパー: そういえば、あなたの体に宿っているあの周波数……
漂泊者:
ショアキーパー: ええ。
ショアキーパー: あの子は「飢え」を訴えているようだけど……
ショアキーパー: どこか、具合でも悪いんじゃないかしら?
漂泊者:
ショアキーパー: 私のソノラは、万物の周波数の微細な変化を感知できる。
ショアキーパー: だから、あなたの体に存在する異常も感知できる……
ショアキーパー: 私はテティスシステムの中で、引き続きアブの情報を探す。見つかったら、あなたに伝えるから。
漂泊者:
ショアキーパー: あなたに修正されて、最初の頃に与えられた使命に沿って動いている。
ショアキーパー: システムの根底が特殊な周波数によって補填されたみたい。周波数の特性は……悲鳴に似ている。
ショアキーパー: でも、それを上回るほどの……平和と温もりを感じるの。
漂泊者:
ショアキーパー: ……いいえ。
ショアキーパー: 仕事は続けるけど……今の私は、あなたと同じ日差しを浴びながら、海辺の風を心地よく感じている……
漂泊者:
ショアキーパー: その通りよ。
ショアキーパー: 私はこれから、あなたに代わって黒海岸を管理する。
ショアキーパー: きっとあなたは、この先もたくさんの物語を紡いでいく。ここのことは私に任せて。
ショアキーパー: どれだけ離れていても、黒海岸は必ずあなたを助ける。
ショアキーパー: 協力者としてでも、花持ちとしてでも……漂泊者自身としてでもいい、私を頼って。
ショアキーパー: そうやって、ずっとあなたのそばにいたい。