『瑝瓏異獸考』
中部台地で収集した書籍。
分類: 任務アイテム
レアリティ: 3
「その獣は、獅子のような姿で、瞳は獰猛で、霊性があり、人の理を理解している……」
- クエスト古今幾多の物語・中部台地を完了して入手
「その獣は、獅子のような姿で、瞳は獰猛で、霊性があり、人の理を理解している……」
かつて、瑝瓏の果ての地には、深い山林に住む生物「狻猊」がいたという。
狻猊は、勇猛で悪を憎み、善人に「生命」と「勇気」の祝福を与えると言われていた。人間が共に戦って家を守るとき、狻猊は戦場の前線に飛び出し、その獰猛な姿、強大な力、全てを見下す威圧感で、一人で百を敵にし、人間と一緒に山林を侵す残像の大軍を打ち破る。その勇猛な姿と善良な意志に感動し、人間は狻猊を瑞獣と見なし、徐々に深い友情を築いていった。
狻猊と一緒に戦った場面を記念し、狻猊が与えてくれた祝福を伝えるために、人間は狻猊の姿と姿勢を模倣し、狻猊の名をとって“狮子舞”という舞踊儀式を創り出した。今日でも、瑝瓏の地でこの芸術形式が伝えられている。
人間と狻猊の友情は百年続いた。
その後、海蝕現象が大規模に発生し、生命が炭になり、瘴地が広がり、森が踏み入れられない地になり、天災が人間と狻猊の繋がりを断ち切った。
その後、人間の間で狻猊が“凶獣”になったという噂が広まった。
狻猊が人間の領地を侵し、百里内の生命を震え上がらせ、その獰猛な姿と強大な力で人間を退けたという。また、この怪獣が出ると、無音区の災いが起こるとも言われている。
しかし、人間の間で広まった噂の中には、狻猊が無音区が発生する前に現れ、咆哮を上げて人間に警告し、無音区から遠ざけるという話もある。
狻猊の善と悪の特性は、人間の間で大きな議論を引き起こした……しかし、筆者は、凶獣と名付けられたのは、狻猊の一部の族群だけだと推測している。
なぜ狻猊の一部の族群が凶獣になったのか……それは、領地が破壊され、資源が不足して族群内で権力争いが起こったからかもしれない……あるいは、海蝕現象が彼らの力を制御不能にし、彼らを凶暴にしたからかもしれない。
科学者たちの研究が深まるにつれ、共鳴力は完全な贈り物ではないことが明らかになった。その力は心から来るもので、適切に使えなければ、共鳴力は破壊をもたらす。狻猊は特別な力を持っているが、その力は共鳴力と一致していると考えられる。狻猊のような強大な存在であっても、不慎になれば、その力によって反撃を受ける可能性がある。
現在、多くの学者が、狻猊が内心の獣性と海蝕現象との闘争の中で、自然に絶滅したと結論付けている。
しかし……筆者は、狻猊がまだ世に存在していると信じている。筆者はまた、狻猊が人間と築いた友情が、海蝕や一部の族群の悪行によって消えることはないと信じている。
幼いころから、このような異獣の伝説に対する好奇心と真実を求める原則に基づいて、筆者は自分で狻猊がかつて住んでいたと記録されている地に再び足を踏み入れ、狻猊の足跡を探すことを決めた。後世の人々がこのことに興味を持っていれば、この本が石を投げて波を起こすことができれば、筆者の一生の探求は無駄にならないだろう。
次の目的地は……紫月のガジュマルにしよう。