マウントギャラル
ロイ氷原

エリア探索進捗50%到達で完全版の報告が解放
……
あの日、「先駆条約」の調査隊は、初めてこの極寒の大地に降り立った。
そこで彼らは、機械の群れ「エクソスウォーム」を導き、その主である「エクソストライダー」のもとへ帰す不思議な人々――「ロイ一族」を発見したのである。
調査隊は、目の前に現れた「牧者」のような彼らの姿に、興奮を隠せなかった。この「ラハイロイ」の発見こそが、現代における最も偉大な偉業の一つになる――彼らはそう確信したのだ。
一方、長きにわたり外界と隔絶されてきたロイ一族もまた、奇妙な装いの訪問者たちを興味深げに観察し、外の世界への好奇心を静かに募らせていた。
……
帰路につく船の中で、調査隊の隊長はラハイロイに関するレポートを書き上げた。その行間からは、抑えきれない興奮と驚きが溢れ出していた。彼女は自らが、歴史に名を刻む伝説的な探検家になることを疑っていなかった。
「遥か彼方の極地に、世間から隔絶された奇妙な文明が存在する。彼らは長い歴史を持つ民族であり、厚い氷の下に広がる世界で暮らしている。その装いは、現代人とは似ても似つかない……彼らは放牧を行うが、その家畜は機械の牛や羊であり、中には巨大なマンモスのような個体さえ存在するのだ……」
しかし、この世紀の発見を記したレポートが本部に届くと、事態は誰も予想しなかった方向へ進んだ。彼らの功績が大々的に発表されることも、名誉ある探検家として称えられることもなかった――それどころか、本部に到着した彼らを待っていたのは、厳重な監視と軟禁だった。
当時の上層部は、この「衝撃的なニュース」が世界に予期せぬ混乱を招くと判断したのである。
結局、先駆条約はラハイロイに関するすべての情報を封鎖した。この調査隊の存在そのものが、まるで初めからなかったかのように闇に葬られたのだ。
エリア探索進捗100%到達で完全版の報告が解放
だが、これほど重大な発見を完全に隠し通すことなど、到底不可能だった。
情報封鎖をかいくぐった一部の組織は、無断でラハイロイへ調査隊を派遣し、「新大陸」発見の成果を独占しようと、我先にと群がったのである。
自らを「文明人」と称する彼らは、ロイ一族を「遅れた未開人」と見下し、敬意を払うことすらなかった。外の世界ではありふれた物資や、すでに時代遅れとなった技術を恩着せがましく与え、安直な取引によって信頼を得ようとしたのだ。
しかし、ロイ一族の多くは動じなかった。彼らはあえて「無知な部族」を演じることで、「エクソストライダー」に関する核心を巧みに隠し、侵入者たちの真の目的を冷静に見極めていたのである。
……
その後、「ポーラー・コレクティブ」の設立会議において、一人の「
結果として、ロイ一族は自らの安全を守り抜くことに成功した。それだけでなく、ラハイロイの探索および機械生命体研究において、彼らの協力が不可欠であるという事実を、世界に認めさせたのである。