エッチングの平原

ロイ氷原

エッチングの平原の画像
P.C.-LH-R/0987 ラハイロイ 段階的研究概要

エリア探索進捗50%到達で完全版の報告が解放

数度の協議を経て、ロイ一族と「ポーラー・コレクティブ」は合意に達した。氷原にある「エクソストライダー」の巨剣、地下のサンダーミール、そしてエッチングの平原――これら三ヶ所を拠点として、共同で研究施設を建設することになったのである。
この計画において、「ソリサイルム」は重要なドライブのデータやヴォイドストームの情報を提供し、インフラ整備の実現に大きく貢献した。一方、ロイ一族の「牧者」たちは「エクソスウォーム」を指示して施工や物資輸送を担い、工事を円滑に進めたのである。
双方の協力のもと、「ポーラー・コレクティブ」の第一期工事は完了した。氷原の極地観測基地、そして巨剣を利用した巨大エレベーター「リンクドスパイン」が相次いで完成したのだ。
時を同じくして、ネオユニオンも最先端の宇宙工学技術を提供し、弱重力帯に環状の研究施設「スペーストレック研究院」を建造した。この施設は既定軌道を周回しつつ、地上に残された巨剣の探査とスキャンを行っている。
「ポーラー・コレクティブ」は、エクソストライダーおよびエクソスウォームへの非破壊的研究を行い、ロイ一族から提供されたデータと照合した。その結果、以下の結論が導き出された。

【その一:エクソストライダーと歳主の関係】
エクソストライダーと歳主は起源において高い類似性を持つ。だがその機能には決定的な違いがある。エクソストライダーには歳主のような「予言」を行い文明を導く知能は備わっていない。
代わりに、極めて高い戦闘能力、機動力、そして生物学的特性を持つ。研究院はこのことから、以下の仮説を立てた。「エクソストライダーとは■■■体制において輸送と戦闘の役割を担う■■■■■である」。区別のため、研究院はエクソストライダーを「擬似歳主」と定義した。

【その二:エクソストライダーの機体特性】
ドライブの影響と触媒作用により、エクソストライダーの体から離れたパーツは、動物や植物を模した「エクソスウォーム」へと変化する。
これらは絶滅した動植物の代替となり、ラハイロイの脆弱な生態系を維持・安定させている。
エクソスウォームはエネルギーを摂取・蓄積し、満タンになるとエクソストライダーの元へ戻って融合し、損傷箇所を修復する。
しかし、ロイ一族のデータによれば、この修復プロセスは無限ではない。
人間の細胞と同様に、分化回数には上限がある。時間の経過とともに再生の間隔は延び、新たなエクソスウォームの生成速度は低下し、やがて停止する。
さらに計算を進めた結果、衝撃的な事実が判明した。すでに回収されたエクソスウォームと、将来生まれるエクソスウォームをすべて合わせても、エクソストライダーを完全に修復するには不足しているのだ。
長い世代交代の間に、エクソスウォームは深刻な消耗を強いられてきた。一部はすでに「ヴォイドワーム」に捕食され、多くのパーツが行方不明になっているのである。

P.C.-LH-R/0988 ラハイロイ 段階的研究概要

エリア探索進捗100%到達で完全版の報告が解放

補足資料:『エクソストライダーの機能とドライブの特性について』

ラハイロイの地下オアシスの調査とエネルギー測定の結果、研究グループは次のことを確認した。 エクソストライダーは休眠状態にあっても、ある種の自動的な仕組みによって、ラハイロイとロイ人を守る本能を果たし続けている。

調査によると、一部のパーツは知能を持つ「エクソスウォーム」には変化せず、地殻を支える生体構造へと変わった。この構造は地層の中で網の目のように広がっており、骨格や背骨に似ているため、以下「殻の中の背骨」と呼ぶ。これは地盤の不安定な場所にまんべんなく広がっており、ラハイロイの大地を安定させ、ドライブのエネルギーを伝える重要な役割を果たしているようだ。

ドライブとエクソストライダーの機体の関係について:
研究により、動力源である「ドライブ」と、その機体は、作られ方のレベルが違うことが分かってきた。ドライブは機体がなくても単独で動くことができ、そのエネルギーは▇▇に近い供給能力を持っている。これは明らかに▇▇▇体系の中でも、より高度な技術で作られたものだ。

ドライブの光と作用を受けることで、体から離れたパーツは変化・増殖・修復を始め、最終的には本体へと戻ることができる。しかし、ドライブと機体には深い繋がりがある。もし機体が完全に「死亡」すれば、対応するドライブも機能を停止してしまうのだ。つまり、ドライブは完全に独立しているわけではなく、機体からの何らかの「生命」信号を受け取ることで動いているのである。

結論と推論
将来、ラハイロイにある全てのエクソスウォームが本体に戻ったとしても、エクソストライダーが完全な状態まで修復されるのは難しいと考えられる。

しかし、▇▇▇の創造物は「共鳴者」と結びつくことで、本来の限界を超えることができる。 人類がこの古代の遺物と繋がり、心を通わせ、その力を操ろうとするならば―― その「共鳴者」を見つけることこそが、唯一にして絶対の解決策となるだろう。